2011年12月30日金曜日

12月2日




昨日の銀座タクトでのO.S.Oライブ、
超満員のお客様たちと最高の一夜を過ごせました。
皆さんに心から感謝いたします。
次回は3月9日です。はい、メモメモ...。

年末年始は秋田で過ごす予定です。
今年、最後のブログになるかも。
よいお年をお迎えくださいませ。

というわけで12月2日の事等...

今日はフエンヒロラにある市の文化会館で
オールボサノバのプログラムのコンサート。

8時過ぎに日の出を見るが今日も曇りではっきり見えない。
でも充分キレイだと思う。
朝食をいただいた後、付近を散歩。
すぐ近くの公園に市が出ている。
衣類や革製品を売る店が多いが中にはフルーツや野菜を売る店も。
海辺を歩くと釣りをしている人や散歩している人でけっこう賑やか。
お昼頃、生中継でやっていたデビスカップ決勝戦をテレビで少し観た。
スペイン対アルゼンチンでちょうどナダルの出場試合。

路子さん着物に着替えてタクシーで一緒に会場入り。
外に出ると街の人たち、和装の路子さんに対してサムアップして微笑んだり
手を上げて挨拶したりと大人気。
そのダイレクトな反応にスペイン人気質を感じる。

会場到着後、メンバー達とリハーサル。
昨日決めた事がどんどん変わる。
でもそれは今日の曲に対する気持ちの現れなのでむしろ気持ちいい。
リハーサル後近所のカフェでお茶だのビールだの。

コンサート始まる頃に会場入り。
お客さん200人以上かも。
日本から持って来た「浜辺の歌」もサンバで演奏。
(この作曲者、成田為三は同じく秋田出身)
リキちゃんもゲスト参加で2曲共演。
盛り上がりコンサート終了。
すっごく楽しかった。

この後、お世話になった人たちとで食事。
歩いてすぐのところにある闘牛場横のレストラン。
店内には有名な闘牛士たちの写真がかざられている。
まずはビール。
野菜と血の入ったソーセージを使った和え物。
名前忘れたけど小魚のフライ。すべてが美味しい。
そして何よりここの人たちが感動的に温かくやさしい。
よくわからないはずなのに一生懸命話を聞いてくれる。
オーバーザレインボウ、ベサメムーチョ吹く。

1時半くらいまで飲んだり食べたり笑ったり。
充実の一日でした。

写真は日の出、メンバー達、コンサート風景。

2011年12月27日火曜日

12月1日 その2





明日、12月28日は銀座タクトでライブ。
上部の左にある告知。ぜひお越し下さい。

で、前回の続き.....
楽器を部屋に置き身軽になって3人で再び電車に乗る。
終点マラガまで20分くらい。

こちらの人たちの生活するペースを聞くとお昼休みがガッツリあり、
その時間はそれぞれ仕事先から自宅へ帰り家族みんなで昼食。
夕方ころ少しお店を開けてその日は終わり。
夜になると街のバールなどへ繰り出す。
みんなお昼寝しているから夜遅くまで元気、とのこと。

マラガ市内の繁華街に来ると沢山の人。
しかも若い人たちが多い。
華やかなクリスマスのイルミネーションがとてもきれい。
大道芸も出ている。

路子さんに案内していただきまずやってきたのはピカソ美術館。
ピカソがこのマラガで生まれたとは知らなかったです。
閉館時間間際に滑り込み入館。
この建物もナニやら歴史を感じさせ素晴らしい。
中は近代的な作りで部屋がいくつもあり
そこに常設展としてピカソの作品が展示してある。
絵画だけではなく立体作品や陶器もある。

次にピカソの生家に連れて行っていただいたのだが
残念ながらすでに閉館時間となっていた。
フランコ独裁時代、フランスに住んでいたピカソは
スペインに政治的な理由から帰国できない身であったが
なぜか夏の間、マラガの海岸で日光浴をしていたらしい。

その後、そこから近くにあったバール「鬼やんま」へ連れて行っていただいた。
このお店、スペイン人の女性と結婚された日本人の店主が料理を作っておられる。
これがけっこう美味しいものばかり。
このお店に来ていたスペイン人たちもお箸を器用に使って食事している。
スペインのビール「クルスカンポ」が美味しい。

食事した後、市内を散歩。
タクシー乗り場から帰宅。

写真は街のイルミネーション、ピカソの生家にあった看板、ローマ時代の劇場跡。

2011年12月25日日曜日

12月1日 その1





なんとなくあまり眠れた気がしないまま8時前に起床。
やや肌寒い。
この時期ここでは8時過ぎに日の出を迎える。
地中海から日の出が見られるのだが今日は曇り空でイマイチ。
Tさん曰く、
「昨日は素晴らしい日の出でしたよ。あれを見せてあげたいですねー」
とのこと。

朝食をいただく。実に美味しい。パンに塗っていたバターがまた美味しくて、
「さすがスペインのバターは違いますねー」と言うと。
「あ、これはイギリス製のバターでこれが一番美味しいです」
オリーブオイルもパンに付けていただいたのだが、
気を取り直しこれこそ当地のものと思い、
「このオリーブオイルは今度こそご当地のですね、美味しいです」
「でしょ〜」
ややホッとする。

今日は明日行なわれるボサノバコンサートのためのリハーサルがある。
路子さんに連れられ、リキちゃん(斉藤力)とともにフエンヒロラへ向かう。
フエンヒロラとマラガを結ぶ鉄道に乗るため
最寄り駅のベナルマデナ駅に行く。

途中、お花屋さんにより店主にご挨拶する路子さん。
当地で華道を指導する路子さんがお花屋さんとお付き合いがあるのは当然と思ったが
聞けばこのご店主、盆栽に関してスペインでも最高のお方。
その深い造詣と人柄で多くの人の尊敬をあつめている。

電車に20分くらい乗ってフエンヒロラに着いた。
歩いて5分くらいで会場の市の文化センターに到着。
ここの音楽教室でリハーサル。
今日は友人のテナーサックス吹きホアンマとピアノのミゲルとで曲の打ち合わせ。
3時くらいまでリハーサルした後、近所のシーフードのバールで昼食。
茹でたエビ、タラコ、サラミにビール。
エビは塩で、タラコはマヨネーズでいただく。
どれも素材の味が生きていて実に美味しい。

エビはカラを手で剥いていただくので、食べ終わると指先がエビの匂いですごい。
なので食べ終わった後、濡れナプキンで手を拭くのだがこれが気が利いている。
何がってこのナプキンにはレモンの強い香料が付いていて
拭くとエビの存在が消えレモンの香りの指になる。

この後別のバールでカフェオレ。
ホアンマは仕事へ、私たちは再びベナルマデナへ。
今夜はマラガ市内のイルミネーションなど見せていただくことに。

その2へ続く〜。

写真はこの日の地中海の朝。
電車。リハーサル。バールのエビちゃんなど。

2011年12月23日金曜日

では...一日目から

寒くなりました。
やっと来た冬を実感しております。

最近はバイクに乗ってたら右手首が痛くなったり、膝が痛くなったり
歯医者さんで神経を抜くハメになったりと痛い続きでございます。

11月30日
朝、成田エクスプレスに乗って成田空港へ行く。
最近は羽田からも出発できるのですが今回購入したのは成田発。
午前11時50分のANAでまずパリへ行き、スペインのマラガ行きに乗り換える。
この日はただ移動の日。

空港の搭乗ゲート前にいると、ナニやら高校生くらいの大集団がやってきた。
「ま、まさか修学旅行でフランス!!??」
と思っていたら案の定彼らも同じパリ行きに乗った。
いや、すごい時代ですな〜。

機内、座席がやや座りづらい。
背もたれのリクライニングを工夫してあるようで、
普通は背もたれが後ろに倒れるんだけど
これはお尻の座っているシート部分が前に移動してリクライニング風になるというもの。
後ろに座っている人のことを考えた日本人的な配慮から作られたシート。
ところがこれがけっこう眠れない。どうも座りづらい。
まあ慣れたら眠れるんでしょうけど。

とにかくほとんど眠れないまま13時間以上かかって30日の午後4時半くらいパリに到着。
到着したターミナルはT1。
ここからT2へ連絡バスで移動。
バス乗り場に行って乗り継ぐ人は私一人しかいなかった。
乗り継ぎ時間に余裕があるから心理的に楽でございます。
しかしこのシャルルドゴール空港もデカイ。

T2に着いたら入国審査。
空港内をブラブラしつつスタバでのんびりコーヒーとスウィーツ。
チェックインの時間までまだだいぶあるのでどうしようかなと思っていたら
「塩川さん?」と声をかけられた。
今回、マラガで一緒になるサックス吹きの斉藤力君。
マラガ行きの飛行機で彼と一緒になるのは知っていたのだがお互い初対面。
サックスを持ってウロチョロしていた私だけど、
サックスを持った東洋人はここにそうはいないと思ってくれたらしく声をかけてくれた。

カフェのようなとこでビール飲みながらいろいろお話しているうちに
チェックイン開始。
飛行機に乗り込むと定時より全然前なのに出発。
機内で飲み物サービス。
コーラをたのむと「2.5ユーロ」と言われる。
し、しまった〜。そうだったのか〜と思う。

スペイン、マラガに定時より早く到着。
ここでお世話になる路子さんご夫妻に迎えにきていただいた。
車でベナルマデナへ行き、
これからしばらく宿泊させていただくご夫妻のマンションのお部屋へおじゃまする。
先に到着していたTさん(男性)とご挨拶。
チーズ、生ハムをいただきながらビール。
12月1日に日が変わったくらいの時間。
シャワー浴びて就寝。

2011年12月19日月曜日

やっと帰国なのだが....


今日、サッカークラブ世界一を決める試合がありましたな。
バルセロナ(スペイン)対サントス(ブラジル)。
バルセロナのサッカーは大好きですがこの組み合わせなら
断然サントスを応援するワタスです。
残念ながら完敗だったけど日本で行なわれた試合も現地では朝。
こんなかんじ↓だったようで
O GLOBO

ではロンドン、ヒースロー空港二日目....。

朝起きてホテルの朝食を食べようと思ったらパン、ドリンクの用意はできているけど
それ以外(たぶん玉子料理とかソーセージとかベーコンがあったはず)がない。

コーヒーだけにして部屋へ戻りシャワー。
さすがホリディ インです。部屋の装備なんかはリスボンの安宿とはエラい違う。
部屋に戻る途中、フロントのニイちゃんにT5に行くバスの時間を聞いておいたので
それに合わせて出発した。

T5はBritish Airwaysだけのターミナル。一社だけなのにけっこう広い。
飛行機は12時過ぎ発だけど8時に着いた。
さっそくターミナルのカフェで朝ご飯。
ユーロのお金しか持っていないので取りあえず20ユーロをポンドに両替。
10ポンドくらいのセットをたのむ。
ソーセージ、ベーコン、目玉焼きx2、ビーンズ、椎茸?、トマトのソテーにパン。
それにカフェオレ。
けっこうガッツリいきました。

のんびり食べた後、BA(British Airways)のオバさんに昨日もらったe-チケットを見せて
これでチェックインできるか聞いてみた。
「もちろんよ」の返事を期待したのだが「チョット待ってね」と。
電話して何やら話している。イヤな予感が...。
で、オバさん。
「このままでは乗れません。
ANAかTAPのパーミッションがないと正式なチケットが発券できません」
え、え、え〜〜〜!
もしかしたら昨日のオッサンはこのこと言っていたのかもしれないけど...。
「パーミッションって、どっちの?ANA?TAP」
と聞くと「どっちかしら〜」
もういいよ。行きゃいいんだろ行きゃ〜。
ここで9時くらい。あと3時間。

ターミナル間無料の地下鉄に
(これが東京の地下鉄みたいにバンバン来ないしサッサと行かない)
T5の駅から乗り込む。
さいわいT1もT3も同じ地下鉄の駅で降りればいいようだ。

まずはホームから比較的近いT3でANAのカウンター。
人いない。
「○ソっ」とつぶやきまた駅ホームまで忍者のごとく行き今度はT1へ。
ところがこれがけっこう遠い。
早足、プラス時々走る。汗かく。

T1に着いてもTAPのカウンターは遠いところ。国力の差なのか、などと思ったり。
カウンターに係のオネーサンがいた。
昨日のチケットを見せて「日本さ帰すてけれでや〜」と事情を説明する。
「大丈夫よ」とニッコリ微笑む。
ササッとパソコンを操作してくれて新たなe-チケットをくれた。
よく見るとこのオネーサンすごい美人。
「muito obrigado! finalmente,posso voltar a' minha terra」とお礼を言った。

再び、ささささっと忍者のように駅に戻りT5行きの地下鉄を待つ。
が来ない。次は10分後。
気は焦るがしかたない。
このままトラブルがなければ搭乗も余裕で間に合うはずと自分に言い聞かす。

T5に戻り果てしなく並んでいるチェックインカウンターの一つに行く。
係のオバちゃんが機械を操作しているのを合格、不合格を待つ心境で待つ。
オバちゃん、ニッコリ微笑み搭乗券を渡してくれた。
よく見るとこのオバちゃん昔はそうとうモテたに違いない美人。

手荷物検査を済ませ、売店でミネラルウォーターを買いガブ飲み。
成田行きのゲートはさすがに日本人が多い。
とにかくなんとか飛行機に乗り込んだ。

座席についてから、ロンドン入国したときは入国審査でスタンプもらったけど
出国は審査もなんもなしでスルーだったよな、と。
いいの?と思いつつ離陸。

3人席の真ん中。左の通路側には日本人女性。右の窓側は西洋人。
この日本人女性も前日、
バルセロナからの飛行機が遅れて成田行きに乗り遅れたとのこと。
お互い同じ様な境遇に話もはずむ。

右の西洋人、トイレに立つときは私たち2人が席から出ないと行けない。
いちいち謝るが私が長旅だし気にしないで、というと、
「長いです。ブラジルからだし」という。
で、ここからポルトガル語。
聞けばこのブラジル、サンパウロ出身の若者、イギリスにも住んでいたことがあり
今は石油会社の社員でいろんな国に行っているらしい。
今回は成田から韓国に行くとの事。
来年、日本にしばらくいられるかもしれないとのことで
時間が合えば左隣の女性と3人で飲もうという話になった。

飛行機では映画を3本観たけど詳しくはそのうち。

そして土曜日午前9時半すぎ成田着。
ホッとした。
スーツケースが出て来るのを待つ間に、
この時間なら今日昼からのレッスンに間に合いそうと思う。
ベルトコンベヤーで荷物が出て来た人たちは自分の荷物を受け取ると税関検査へ。
しかしワタスの荷物がなかなか出て来ない。
荷物を待っている人がほとんどいなくなる中、不安に思っているとこれで終わりとのこと。
えええええ〜ワタスの荷物、飛行機に乗ってなかったのか〜。
ロストバゲージってやつです。

そしてなんと飛行機で左隣に座っていた女性の荷物も乗ってなかったらしい。

手続きに時間がかかりそうなので今日予定していたレッスンをキャンセルに。

結果、私のスーツケースは2日遅れて手元に届いた。
まあ、腐る様なものは入っていなかったからいいけど、
けっこうヤバイ臭いの衣類と素敵なお土産が
同じ箱の中で何日間か余計に過ごしていたわけで...。
まあこれはお土産をお渡しする方たちには内緒にしておこう。
なんてここに書いたら内緒もなにもないのだが...(汗)。

で、次回からは出発の日から書きます。

写真はスペイン、マラガで行なわれたときのコンサートのお知らせ。

2011年12月14日水曜日

ただいま、その2なのだ



ん〜。帰国早々に秋田に行っておりました。
さすがに秋田は寒い。秋田から東京に帰るバスでほとんど眠れず調子悪いス。
で、前回の続き......

行ってしまった成田行き。
乗るはずだったT3のANAのカウンターには誰も居ず、
仕方ないのでその辺のニイちゃんに、どこに行ったらいいか聞くがわからんという。
各ターミナルともとてもデカくていちいちみてられないけど、
スペシャルアシスタンスってコーナーを発見してそこにいたオッサンに聞いてみる。
このヒースローまで乗って来たTAP(ポルトガルの航空会社)に聞いたら?とのこと。
あ、そりゃそうだと慌てた自分も冷静になる。

T3から再びT1へバスで移動。
T1に着くとまた手荷物検査。ああ....。
とにかくTAPのカウンターへ行く。
誰もいない...。

ふと横を見るとスターアライアンスのカウンター。
(TAP、ANA、ルフトハンザ、などが加盟する組織)
すかさず行くと人がいる。
係のオネーさんに事情を説明する。
「お、お、オラ、リスボンから飛行機さ乗って来たっけがおぐれてすまっては、
成田さ行ぐのに乗り遅れてすまったもの〜、なんとかすてけれでや〜。
ANAもTAPもひやみごきばりでオラやっとあんだと話っこできては〜」
と冷静に話をした結果、
「あなたにホテルと明日の成田行きを用意できます。今、係の者が参ります」と。
このオネーさんよく見たらホントにすばらしく美人。

すこし待っているとTAPのオジさん登場。
TAPの袋の中にホテルの宿泊券、ホテルまでのバスチケット、
明日の成田までのBritish Airwaysのe-チケット。
使い方を説明してくれる。
まずは、イギリスに入国すること。
外でバス停を探して指定された路線のバスに乗ってホテル(holiday inn)にチェックインしなさいと。

で、入国審査。外に出て(結構寒い)、バス停を人に聞く。
言われた路線のバスを待ち、乗る。
ホテル到着。チェックイン。シャワー浴びて寝る。

明日は日本に帰れる〜。
で明日の事はまた次回〜。

写真は次の日に行ったT5とホテル、バスのチケット。

2011年12月11日日曜日

ただいまなのだ、と映画は今回なし。




何はともあれ帰ってきました。
今回はスペイン、ポルトガルへの旅。
スペインでは現地のミュージシャンとボサノバコンサート。
ポルトガルではリスボン近郊の観光とファド鑑賞。
まあそれについては追々書くとして今回は帰国の日のことを......。

12月8日
この帰国の日に、ポルトガルのリスボンでTVの天気予報を観ていたらイギリスに物凄い低気圧。
実はこの日14:40発でリスボンからロンドン、ロンドンから19:00発のANA成田行きという乗り継ぎで帰国の予定。
ロンドンでの乗り継ぎ時間が短く、すでにいやな予感はしていた。
朝食後、近所のスーパーでマグロのパテとかオリーブオイルとかのお土産を買った。

リスボンの空港に着くと、本来14:40発ロンドン行きはすでに15:10発に変更。
(最初の写真は空港構内のクリスマスの飾り付け。)
この時点で、もしかしたら成田行きの接続はダメかも、の気持ちが30%くらい。
ま、とにかく腹がヘッテはナントヤラ、でチェックイン後に昼食。
空港のフードコートでホウレン草のスープにアヒルの炊き込みご飯。
ホントにアヒルかどうかわからんけど(日本だってキジ焼き重、とかいって鶏肉だしね)けっこう美味しい。
(料理の写真がこれ)

んで食後に出発案内のボードを見たら15:10の出発が15:50と、さらに変更になっている。
乗り継ぎダメかも指数は70%になりいよいよ焦る。
出発ゲートにいた係官に間に合うかどうか聞くと「とにかくあなたの事はロンドンに伝えます」とだけ。

搭乗が開始。飛行機までバス移動。ダメかも指数は80%。
バスはおおむね搭乗機までゆっくり行くし...。
しかも今回は2台目のバスがなにをやっていたんだかわからんけど
搭乗機に着くまで1台目到着からしばらくたっていた。
結局離陸は16:15くらい。
ダメかも...は90%に。

機内ではサンドイッチに飲み物。
別に自分が急いでもどうにもならんのだけど
早く食べ終わってしまう。
ロンドン着く頃にアナウンスで着陸許可が出るまで15分くらい上空で待つとのこと。
あ、もうダメだ〜〜と思う。

19:00に着陸。(まさに成田便出発時刻)
もしかしたら2%くらい望みあるかもと思い。
着陸後、到着したターミナル1からターミナル3へ急いで移動。

ターミナル3ではまた手荷物検査。
これにけっこうな列ができている。
ダメかも指数は、乗り遅れ決定指数に名称変更になり100%。
もう仕方ないと落ち着くように言い聞かす。
検査後出発案内ボードを見たらもう成田便の名前はないし、すぐ行ったANAカウンターには人っ子一人いない!!
もう帰りやがったと思った。
さて、どうする???

というところでこの続きはまた次回〜。

2011年11月29日火曜日

いよいよ12月ですなあと「マネーボール」

つい先日2011年が明けたと思ったらもう12月。
一年が早い。
町の中は11月中旬くらいからクリスマスの雰囲気だし。
今年の総括、来年の抱負を考えるのはまだ早いと思うけど
この時期にいいことがありました。

FC東京がJ1昇格!!パチパチパチ....。
そして秋は美味しいもの沢山。
実りの秋の感謝祭、ありがたく感じたいですな。
日本は新嘗祭。農作物の実りに感謝する日。
アメリカには感謝祭。七面鳥の丸焼き。
お国が違えば文化も違いますが恵みに感謝するのは一緒ですな。

ま、そんなわけで私、チョイと海外に行ってきまーす(^^)v
どこに行くかは帰ってからのご報告で...。
今回はブラジルではありません。ヨーロッパでして...。

はい映画。
「マネーボール」
ブラッド・ピット主演。
既成概念から脱却していくために、牽引力となった人物の努力の物語。
ヒューマンドラマだけど深い感動ってほどではない気がする。
既成の考え方に立ち向かう主人公の行動にハラハラドキドキする。
この映画にあるように野球の経営ってのはドライな部分が目立つけど
終盤には心暖まるようなシーンもあり、バランスがとれているように思った。
メリハリ、緊張感ある展開が続くので観ていて飽きないです。
ブラピだけではなく他の役者を含め、いい製作陣のおかげなんだと思う。

2011年11月23日水曜日

秋田へ帰っていたのだと「恋の罪」

発表会も終わり、
私がブラジルでお世話になったサンパウロ在住のピアニスト、
矢崎愛さんの帰国コンサートで一緒に来日中の
Andre Juaresくんとのセッションがあった。
演奏はもちろん楽しかったんだけど、
会場となった、平井にあるお店が家庭的でとてもよかったです。

で、その後秋田へバスで帰省。
やたら車内が暑くて眠れなかったなあ...。
秋田では学生時代に帰省時行っていたジャズインタイムや
チョイチョイ行くキャットウォークでセッション。
新たな出会いがあったりで充実してました。
やっぱり外に出ないと楽しい事には出会えない職業なんだねえ〜。

はい映画。
「恋の罪」
園子温(その しおん)監督作品。
そんなに知らないのにこの監督の作品だとなぜかつい映画館に足が向いてしまう。
内容は...やっぱりショッキングでインパクトある。
人間が崩壊して行く過程なのか、自身のある部分の真の姿を見つけ出す過程なのか。
中途半端な結末を許さない作品なので好き嫌いがそーとー別れるんじゃないかな。
それにしても女優さんたち、脱ぎっぷりがいい。
そうゆう部分だけじゃなく、必死な演技には凄みがあり役とトコトン向き合っているよう。
登場する人物たちは、愛に溢れたシンデレラの城に入れずその周りをただ眺めて徘徊する。
お城にある幸福をつかむためには
そこまでしても自分の真の姿と向き合わないといけないのだろうか。
この映画、灰色の結末ではない。
万人にはおすすめしないけど面白かったです。

2011年11月14日月曜日

発表会と「一命」

先日、ヤマハのジャズ教室の発表会セッションがありました。
年一回開催していて、今年で5回目。
私が主に担当しているのはサックス入門者、初級者だけど、
とある生徒さんから以前「ヘタだけど人と演奏したい」と言われました。
他の楽器と演奏させてあげたいと思いつつ、
何となく躊躇していた私の気持ちをその生徒さんが後押ししてくれました。

音楽は一人でやっても楽しいかもしれないけど
人と音を合わせて人前で演奏するのは格別だと思います。

ある程度吹ける人はいいけど入門者、初心者にとってはそりゃ大変なこと。
演奏の中身はともかく人と演奏する充実感を味わってもらえたらね。

で、終了後はやっぱり打ち上げ。
今のヤマハがあるビルの2階に居酒屋があり迷わずみんなでそこに。
何軒か行って最後は記憶があやふや(汗)
ま、とにかく楽しかったです。

はい映画。
「一命」
市川海老蔵主演。やっぱり時代劇の所作は見事にきまっているなあと。
満島ひかりも着実に大女優への道を進んでいるよう。
映画はのっけからチョット痛いシーンがあるので覚悟が必要?かも。
太平の世にあって武士が武士でいる事。
困難な生活環境の中でも武士でいる事。
すでに形骸化してしまった武士にしがみつく虚しさが映画から感じられます。
登場する武士たちの描かれている境遇から古くさい時代劇、という印象は感じない映画だと思います。
3Dもあるようですが私は2Dで観ました。
2Dで充分だと思います。
すごくおもしろかった。

2011年11月8日火曜日

歯痛その後と「猿の惑星:創世記」

前回書いた歯痛はだいぶ良くなっております。
先週アタマに歯医者さんに行ったときよりはだいぶ痛みがなくなってきております。
今週また歯医者さん行くのだがチョイと不安。
そりゃ歯医者さん行くのが大好きって人はあまりおりませんな。
ま、管楽器吹きは歯を大切にしないとね。

これまた前回も書いたけど今週末、
渋谷公園通りのヤマハで生徒さんたちの発表会があります。
音楽は一人だけでは成立しないし
他の楽器とアンサンブルする機会のない生徒さんたちにとってはすごくいい機会です。
共演者がいて聴き手がいる中での演奏はいいもんです。
結果はともあれ楽しいと思うな。
そしてその後の打ち上げも楽しみ〜。

はい映画。
「猿の惑星:創世記」
けっこうおもしろかったなあ。
一人の英雄(チンパンジーね)が生まれ、人間社会に立ち向かうまでのストーリー。
主人公(チンパンジーね)の人間的(何だか言い方変だけど)成長をよく表していて、
自我を持ち、悩み、傷つき決意し行動する、まさに一人の若者の成長の記録。
この手の映画はすぐ3Dとかにしそう。
飛び道具的な捉え方をされる3Dだけど
ストーリーがおもしろかったらそんな必要はないんだなあって思わせてくれる。
主人公の喜怒哀楽を表すため
最新のテクノロジーを猿の表情を作る役者さんたちに駆使してはいるけどね。
一人の(猿だけど)英雄誕生のドラマとして面白くできていると思いました。

2011年11月1日火曜日

歯痛と「ツリー・オブ・ライフ」

いやいや、またも久しぶりになってしまった。
気がつけば11月、今年もあと少し。

普段から肩だのひざだの手首だのが痛いんだけど、
ついに奥歯に歯痛がやってきた。
かかりつけの歯医者さんに行ったところ歯の中の神経らしい。
いきなり神経を抜くのではなく、噛み合わせを調整した後少しの間、様子を見る事に。
けっこう強い痛み止めをもらったけど、ウチにあったロキソニンを使う事にした。
痛いときは5時間おきに飲まないとキツかった。
演奏も、痛みがあるとまったく集中できなくて「ごめんなさい」ってかんじの内容。
それでも2日くらい経ったら痛みもそんなスゴくはなくなってきて、薬の使用量も減った。

食事は...、固いものがダメ。最悪のときは豆腐でしたな。
歯の痛みってホントどうにもなりませんな〜。
早くよくなりたいっす。

そして今月はヤマハの生徒さんたちの発表会!
これは楽しみですよ。

はい映画。
「ツリー・オブ・ライフ」
ブラピとショーン・ペンが出演だからおもしろいかと思いきやこれがどうも...。
幼い子供と厳格な父との葛藤、母との関わり、家族に起こった悲劇...。
大人になったその子供が改めて家族との関わりを思い、自分という命の生まれた意味を考える。
何気ない題材を、キリスト教や生命起源のイメージを織り交ぜ描いていく。
こうゆう話を宗教や生命起源とからめると現実感が薄れ、
なんとも不思議な感覚を持ってスクリーンを観る事になる。
寝る人続出の中、がんばって眠らずに最後まで観た。
正直楽しくなかったなあ、映像は詩的で幻想的だけど。

2011年10月15日土曜日

浄瑠璃と「ツレがうつになりまして。」

10月に入ってすぐ、国立劇場で邦楽を聴く機会を得ました。
日本人ミュージシャンのくせに邦楽については...。
今回聴く事ができたのは浄瑠璃など。
浄瑠璃と言えば上方の人形浄瑠璃のことを指すのかと思っておりました。
ここから先は、受け売りでございます...。

「浄瑠璃」は三味線を伴奏の基本とした、物語を語る音楽。
一方、物語性は薄く、例えば男女のあるときの心情などを歌ったものを「唄もの」。
でも時代とともにそれぞれが影響し合い発展し、あるいはそれぞれが融合する。

17世紀、文化の中心地である上方で生まれた音楽が、
時を経て都市らしくなった江戸へと下ってくる。
上方では義太夫節、一中節などが歌われ、江戸では河東節、長唄、常磐津など。

人形劇や歌舞伎など舞台伴奏音楽としても浄瑠璃、唄ものは使用されてきている。
例えば「歌舞伎十八番、助六所縁江戸桜」では、
江戸で生まれ、今や300年の歴史を持つ河東節が使用されている。
この日、私が聴いた「安宅勧進帳」で演奏される長唄では浄瑠璃とが融合した、
音楽的には緻密でドラマチック、感動的なフィナーレを聴かせてくれた。

この日に聴いた河東節、義太夫節、地唄、長唄などは
普段聴く事がないので衝撃的でありました。
機会があればまたこういった伝統芸能に触れたいと思った次第でございます...。


はい映画。
「ツレがうつになりまして。」
うつ病にかかった夫と、彼を支える妻の若い夫婦の物語。
観終わったあとは温かい気持ちになれると思う。
主役の堺雅人も宮崎あおいも好演していると思う。
この病気の辛さ、深刻さだけを表現するのではなく
成長していくお互いの気持ちや夫婦愛が
最後までしっかり描かれているため全体に安心感がある。
音楽もクドくなくいいと思った。
精神病を題材にした作品にはハードなものもあるが
これはハートウォームでいい映画だと思う。
このご時世、メンタルの病気を抱えている人は多い。
自分の身近にもいる。
まだまだこの病気には理解が少ないと思うが
少しでも理解してもらうためにも多くの人に観てほしいなと。

あ、あと出演していた吹越満。
彼も患者役で出ていたけど良くなっていってほしい(映画の中の話ね)。

2011年10月1日土曜日

お久しぶり〜と「未来を生きる君たちへ」

実に一ヶ月以上も更新しておりませんでしたな...。
書くネタもいろいろあって何をどう書こうか、
などと思っているうちに放置になってしまいました。
ブログなんてのは気合い入れずに気楽に2、3行ほどでもいいんでしょうけどねえ。

さて9月の出来事をざっと書くと...
秋田で演奏、OSO(Big Band)のライブ、また秋田に帰ったり、静岡行ったり、台風すごかったり...

まずはなんといっても秋田で行なわれた、
秋田ミュージックフェスティバルに出演したことでしょうなあ〜。
jazzだけではなく、いろいろな音楽ジャンルの演奏が秋田市内中心部の各所で聴けるという
秋田では画期的なイベントの第一回目でした。

地方のジャズフェスティバルでよくあるのは
海外から、あるいは東京から有名どころだけを招いて行なうパターンがありますな。
これは地元にとって音楽の活性化には繋がらないしお金もかかり長続きしません。
この秋田でのイベントはジャズに限らない地元や他の東北からのアマチュアバンドや
秋田の中学、高校の吹奏楽(秋田はレベルも高く、ものすごく盛んです)が出演。
しかも入場料無料で誰もが聴く事のできるイベントでした。

昔は何かの宴席があればカラオケなんかなくても歌ッコの上手いオヤジがいて
民謡をみんなの手拍子で歌っていた。
どんな音楽でも身近なものです。
今回のイベントが続くことで秋田の音楽が、街が盛んになるようにお手伝いしたいです。

9月の他ネタはまたそのうち...。

はい映画。
「未来を生きる君たちへ」
アカデミー外国語賞を受賞したデンマーク映画。
人間の憎悪、暴力、復讐の連鎖をテーマにしている。
ストーリー展開に意外性はなく、なんとなく思った通りに流れていく。
でもこのテーマゆえ緊迫感ある展開が続く。
映画では暴力、復讐の虚しさをアフリカでのエピソードも加えて表現している。
殴られてもやり返さない、確かに重要な事だけど
この世の中、何もしないことでかえって増長する無知で愚かな世界もある。
そんなにウマくはいかないよなあ、と思いつつこの映画の世界に共感する。
なぜならこの映画、理想的な展開ばかりではなく、
それを実現する難しさも語っているから。
いい映画でした。お薦めしたいです。

2011年8月31日水曜日

横浜港と「コクリコ坂から」


先日横浜にあるモーションブルー横浜というジャズクラブで演奏してきました。
横浜港の目の前にあるこのお店からベイブリッジやら見える。
写真はお店のバルコニーから撮ったもの。
ヘボ写メラマンなのではっきりわからないかもだけど....。
ここんとこ毎日吹いているのでやや疲れ気味です。
口とか腕、肩、手首。チョイとキビシい〜。
残念な話も月末になってから多い。
しかしもう9月ですな。
張り切っていきますか〜。

はい映画。
「コクリコ坂より」
ジブリアニメ。
ファンタジー作品ではなく、高校生が主役のヒューマンなドラマ。
昭和30年代の横浜を舞台にした青春アニメだがその心の揺れ動きは現在にも通じる。
登場人物が多い。正直同じ様な顔が多い気がする。
ジブリアニメは公開されるとつい観てしまう。
ジブリは子供が主役の作品がほとんどだけど
人間ドラマを描くならもっと大人を主役にした作品を期待したいなあ。
今年観た人間ドラマのアニメの「メアリー&マックス」、「イリュージョニスト」
これらに比べるとやはりこの作品は少女マンガのように思える。

2011年8月23日火曜日

大曲の夜と「人生ここにあり」

秋田にササッと行って帰ってきたかとおもったらまたも一泊二日で秋田。
今度は大曲でございやす。
友人から紹介していただいたとあるパーティーでの演奏。
手作り感とハートウォームな雰囲気の素晴らしい会でしたな。
演奏が終わって大曲駅前で共演のピアニストのM氏と居酒屋。
本庄から直送と書いてあった黒鯛の刺身、うまかったなあ〜。
この時期、秋田は絶品岩ガキもあるんだけどそれはなかった。
お店はけっこう賑やかだったんだけど土曜の夜の大曲駅前は静かでした・・・。
翌日は空港まで高速道路を使わずにひたすら緑の中を車で走った。
いい道だったなあ〜。

はい映画。
「人生ここにあり」
少し前に観た映画。
精神病患者が物作りを通じて
社会との接点を見つけつつ治療する、実話をもとにしたイタリア映画。
映画は個性的な登場人物ばかりで涙あり笑いありで楽しめる。
それよりも精神病に苦しむ人たちと
社会との繋がりってテーマが現実味をもって訴えかけてくる。
いい映画でした。

2011年8月18日木曜日

能代商業の健闘と「禁じられた遊び」

お盆期間中、秋田にササッと帰っておりました。
高校野球真っ盛りの今の時期、秋田代表の能代商業が2回戦突破!
そして3回戦を戦うその日、秋田にいました。
結果は残念ながら逆転サヨナラ負け。
全国的には弱い秋田の高校野球ではあるけどここまでやってくれたのはうれしい。
いい夢見せていただきました。
秋田には全国リーグで戦っているスポーツも、
バスケのbjリーグやサッカーのJFLなどいくつかあります。
娯楽の少ない秋田では全国で活躍するスポーツの力は大きい。
ぜひとも頑張ってほしいっ!

はい映画。
「禁じられた遊び」
TOHOシネマズがおこなっている「午前10時の映画祭」に行き、劇場で観ました。
ビデオ(DVDじゃないよ、笑)では観た事あったのでストーリーも知っていました。
幼い男の子と女の子の物語。
ケガ人が出ても医者に診せられない貧しい農家の男の子。
両親を目の前で戦闘機からの機銃で亡くした女の子。
お互いの居場所を求めて純真な、でも罪作りな遊びに夢中になる。
そんな事をして遊ぶなんて観てて切なくなる。
男の子の方が女の子の為にその遊びに積極的になるが
そうしてしまう事がこの男の子には余程キツい生活環境の中にあるからなのかなあと感じさせる。
ラストはまたしても切ない。
ストーリーがわかっていても楽しめる。
現代の映画みたいにハデなシーンがなくたって心を打つ。
しっとりとしたテンポを感じられていい。
音楽を担当したイエペスのギターも素敵です。

2011年8月12日金曜日

変身!と「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」


先日の夜、9時くらい近所を歩いていたら
ちょうどセミが羽化しているところに出くわした。
羽も伸びきっていて、後は色が変わるだけというかんじかな?
生まれたてはきれいな色ですな。
もっとも人によっては「うえっ、気持悪っ」って方もいるでしょうな。
子供の頃は虫を平気で手でつかんでいたのが
大人になってからは虫をつかめないって人も多いです。
おそらく力加減がわからなくて不安なのかな。

セミの声を夏の象徴的なことの一つにしてしまう日本人。
叙情性を伝える詩文にも取り上げられる。
いいよね、セミの声。
ウチの近所じゃ聴かれませんがヒグラシの声は大好きですな。


はい映画。
「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」
3Dで鑑賞。迫力満点。
物語の内容云々よりこの映像が凄い。
もちろんストーリーはあるけどそれ自体はそんなに印象的じゃなかった。
最近、3Dの映画がやたらあるけどこれは成功している方だと思いました。
前作までの野性味あるヒロインが今回は清楚なヒロインに変更。
私の好みは...どちらも美人で好き。でも今回の女優さんの方が好みかな〜。
ま、とにかくぜひ映画館でこの迫力ある映像を楽しんでほしいなと。あと、ヒロインも。

2011年8月5日金曜日

松田直樹と「小川の辺」

元サッカー日本代表の松田直樹選手が亡くなった。
34歳という若さ。
日本のサッカーの発展に大きく寄与をした人物。
そしてこれからも日本のサッカーのために欠かせない人物でした。

急性心筋梗塞という病気でしたが彼は病に易々と屈しなかったと思う。
意識不明のまま3日間がんばり、
その間に多くの人たちとの別れを告げる時間を作ってくれた。
さすが最高のディフェンダー、松田選手!
でも本当に残念。
これからも大きな活躍をする人が亡くなると本当に悲しいです。
自分が好きなスポーツなら尚更ですね。

はい映画。
「小川の辺」
藤沢周平原作の時代劇。
東山紀之の侍姿がなかなかいい。
庄内の豊かな風景にゆっくりしたテンポで物語が進んでいく。
この辺、最近の映画にはないテンポ感。
人物描写や関係性も淡く綴られる。
藤沢周平の時代劇は刀の一振りに意味がこめられる。
その一振りに切る方、切られる方それぞれの物語を感じる。
終盤、東山演じる主役が妹に叫ぶシーンが印象的。
個性派揃いの役者陣が抑えめに演技しているのがいいなと。
映画館を出て、「武士道とは死ぬことと・・・」って一節がなんとなくよぎった。

2011年8月1日月曜日

中国高速鉄道と「ハングオーバー史上最大の二日酔い....」

中国版新幹線が大惨事となる事故を引き起こしてしまいました。
その事故への当局の対応がいかにも中国的な隠蔽体質丸出しなところを
日本のメディアなどがこぞって取り上げておりますな。
これ人ごとじゃないと思いました。
原発の事故だって都合の悪い事は出さないという隠蔽体質が露見しているわけで。
それどころか最近は行政やら保安院のやらせメール発覚だので
中国のことだけをメディアは言っていいのかと。
正直、中国の欠陥新幹線についてはもういい。
もっと自分の国の将来のため危機感を持って原発事故を報道してしてほしい。
子供たちのため、またその子供たちのため。
youtubeの貼り方がわからないけどこれ↓見てみて。見る価値はあると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M&feature=related



はい映画。
「ハングオーバー史上最大の二日酔い国境を越える」
ドタバタコメディです。
前作に続いて、記憶をなくす程の結婚前夜の独身サヨナラパーティー。
その間にとんでもないことが起きていた〜。
言ってしまえばこれが映画の内容。
前作の方が断然好みですなあ。
今回はあまり笑えなかった。前作と同じだろ、感がどうしても離れない。
これがアメリカで興行収入で記録を作ったってのがびっくり。

2011年7月28日木曜日

サッカーで筋肉痛と「ハリーポッター死の秘宝part2」


日曜にサッカーをやりました。
私が参加しているのは近所にある飲み屋チームでございます。
写真はこの日の一コマ。私は写っておりませんが。
天気もよく芝のグラウンドが実に気持ちよかった...。
天気がいいってことはこの真夏の野外スポーツでは
ちゃんと水分とっていないと危険。
特にワタシ、ほれ、オッサンだし。
んで翌日は筋肉痛。
翌日ってのがいいですな。
普段から肩だの膝だの手首の痛みを抱えておりますが
下半身全部筋肉痛になってもう訳わかんなくなります。

はい映画。
「ハリーポッターと死の秘宝part2」
part1は昨年公開していてこのとき観に行きました。
で、このpart2はいきなりその続きから始まります。
3Dで観たけど迫力あったなあ。
主役3人もすっかり大人になって、などと感傷に浸ってしまった。
登場人物の個性もよく描かれていてこのシリーズのファンです。
シリーズ最終作となる作品なのでこれまでのいろいろな謎やらが明らかに。
なので前作までの流れを知らない人がこれを観て楽しめるのかどうか不安。
でもそうゆう作りがかえって好ましいなと思った。

2011年7月22日金曜日

なでしこJapanと「Biutiful(ビューティフル)」


女子サッカーW杯で優勝した日本チーム。
本当に素晴らしい!!
中継のあった日は深夜まで仕事があり、
帰宅してからやや時間をおいてから近所のバーにTV観戦に出かけた。
点を取られては追いつくというキビシい試合展開の中、勝利しました。
本当に感動しました。
そもそも世界ランク4位という強豪国の日本ですが
上位2チームとそれ以下のチームとでは差がかなりあるようでした。
その点では世界ランク1位を例えば10位が食う、
ということがありうる男子サッカーと違う気がしました。
とにかく素晴らしい!!!

と言っておりますが、生で観てたのは延長に入った途中まで。
実はこの日、朝6時過ぎの新幹線「こまち」で秋田に帰るため
試合途中だったけど東京駅に向かったのでした。
結果は携帯電話から観たニュースでまもなく知る事ができ一人ニタニタしておりました。
秋田は暑かった.....。
でも田んぼに育った稲がグリーンの絨毯のように見え、
その若々しい稲が風に揺れる様は実に美しかった。
夕方には市内の各地域で行なわれている竿燈祭りの練習のお囃子が聞こえた。
その地域に特有の料理をソウルフードとしたら、
竿燈祭りのお囃子、音楽は私にとってはソウルリズム、あるいはソウルミュージック。
このお囃子が自分の体内に、記憶に深く刻みこまれている幸福を味わった。

はい映画。
「Biutiful(ビューティフル)」
私の大好きな映画の一つ、「アモーレス・ペロス」の監督であるイニャリトゥの作品。
主役も名優ハビエル・バルデム。
素晴らしい映画でした。
生活に困窮する、世間に顔向けできない様な仕事をする家族の長が
余命2ヶ月を宣告される。
死を悟り自分や家族、顔を知らぬまま亡くした父へ自分の人生を問う。
余命を宣告された後も周囲に悲劇的なことが起こるが
それでも家族の為に生きていかなくてはならない。
物語の流れに人生の終末に贖罪をする、どこかキリスト教的な空気を感じた。
でも死を間近にした主人公の家族への愛は宗教的というよりは人間的。
この映画、明るい結末ではないし、
残された者たちの今後起こるであろう多くの苦難さえ予感させる。
それでも救われる部分があるとしたら
死の間際にこの主人公が生まれる前に亡くなった父と通じ合うシーンだったかな。
罪が許された、と思えるシーンだった。美しいシーンだった。
今年観た中でもベストの一つ。

2011年7月15日金曜日

やっと地デジ対応と「スーパー8」


最近までブラウン管TVでアナログ放送を観ておりました。
画面に写るアナログ放送終了カウントダウン表示が非常にウザクて
ついに薄型TVを買いました。
ビックカメラで買ったその日は日曜日。
テレビ売り場はものすごい人でした。
脅されて仕方なく買いにきたようなもんだけど、活気を感じたなあ。

先日、OSOのライブがありまして、多くの方たちにご来場いただきました。
ものすごく盛り上がりお客さんたちには喜んでいただけたかなと。
もちろんメンバーたちもホントに楽しく演奏できました。
改めて来ていただいたみなさんには感謝するとともに
まだおいでになったことのない方々にはぜひ機会あればお越しいただきたいと。
写真はそのライブの一場面。お客さん総立ちでございます。
次回は横にも書いてありますが8月28日、モーションブルー横浜です。
ぜひお越し下さいっ。

はい映画。
「スーパー8」
スピルバーグのSFファンタジー。
スピルバーグの作品はハズレがない、というか過度に期待してしまう。
かつてはそのストーリ展開の妙と演出で
その期待を裏切らない作品が多かったのかもしれない。
今や他の制作者の映画にもスピルバーグの手法から学んだ作品も多く、
かつての様な過度の期待を持ってスピルバーグ作品を観るのはよくないと思う。
それでも彼の作品にはハズレはないと信じたい。
この映画も面白いと思った。
これは例えば「ET」のような、
スピルバーグらしい愛情とやさしさのあるSFファンタジー映画。
子供たちが主役なんだけど、たいした子役たちです。
いい映画だと思いますがくれぐれも過度の期待はしないように。
エンドロールの部分がいい味出してました。

2011年7月2日土曜日

俺のエクレアと「星守る犬」

ファミリーマートで売っている、いわゆるコンビニスウィーツの一種で
「俺のエクレア」というのがございます。
これがあまりに美味しくて人には内緒にしていたのでございますが
もう辛抱たまらず言わせていただきます。
「俺のエクレア」は最高ですっ!!
チョコにこだわり開き直った姿勢が実にいいです。
かなりのボリュームで一回で食べられたことがなく、
半分食べて冷蔵庫に保管とかしております。
まだ未体験な方、一度お試しください。
で、先日は同じファミリーマートで売っている
「俺のクレープ チョコバナナ」を食べたのでございますが、これはイマイチ。
というか全く気に入りませんでございました。
一時とはいえ、心移りしてしまった私がイケナイ。
ああ、やっぱりファミマに行ったらついあなたの姿を探し求めてしまう。
「俺のエクレア」最高です!

はい映画。
「星守る犬」
こんな生き方って切ないけどまあいいかあ、と思える映画でした。
以下、ネタばらしになるのでご注意を。
でもわかっていても楽しめる映画だと思います。

北海道の森の中にあった車から発見された中年男と犬の死体、
その一人と一匹の軌跡を追う若者の話。
中年男はリストラされ離婚され、愛犬と行くあてのない旅をする。
そして最後は森の中で愛犬に看取られ終わる。
旅の途中で出会う人たちと真剣に接する主人公。生命力を感じます。
その死までの軌跡を追うように旅する、内向的なもう一人の若い主人公。
中年男の行動を追ううちに若者も別な生き方へのきっかけをつかんでいくよう。
届かない希望への星があってもそれが見えるんだったら前向きに生きていこうよ、
って気持ちにさせられます。
中年男は切ない寂しい死に方だったけど前向きな生き方だったのかもね。
登場する犬も含め、役者陣が素晴らしい演技してます。いい映画だと思いました。

2011年6月28日火曜日

FC東京と「X-men ファースト・ジェネレーション」


テナーサックスのSさんが最近、you tube で
古今亭志ん生の落語にハマっていると言っていたので
つい観てしまったらハマった・・。
勢いで金原亭馬生や志ん朝も観たりしてる。
素晴らしいですな〜。
さて写真は1999年、FC東京がJ2最終戦でJ1昇格を決めたときに作られたシールです。
前年にJFLで優勝して勢いに乗ってJ1へ、と思ったら以外と苦しんだ。
新潟で行なわれたアルビレックス新潟とのシーズン最終試合で、
すでに昇格を決めていた川崎に続いて昇格の最有力候補だった大分を抜いて
やっと昇格を決めた試合後に撮られた写真です。
ampmに行けばこのシール(他に数種類あった?)普通にくれました。
当時、のんびりサッカーを観戦したくて行っていたのがFC東京の試合でした。
気がついたときにはFC東京にハマっておりました。
J1で戦ってくれていましたが今年はそれ以来のJ2でのシーズン。
ファンとして昇格を期待するばかりでございます。
と、FC東京ファンであることをカミングアウトしてしまったのだ・・。

はい映画。
「X-men ファーストジェネレーション」
このシリーズは全部観ているので自動的に観ることになりました。
ケビン・ベーコンの演技力が凄くて若干浮いてる気もしたけど楽しめる映画でした。
アクション、VFXは素晴らしいけどそれだけじゃなく
異端者として供に戦った二人が袂を分かつまでの心の揺れを表す。
そこをもう少し掘り下げてもよかったんじゃないかなあなんて思いました。
シリーズを観た人はぜひ!
そうでない人も、楽しめる映画だと思う。

2011年6月24日金曜日

熱帯夜と「バビロンの陽光」


梅雨だってのに東京はここ2,3日猛暑でございます。
昨夜はついに熱帯夜になったようですな。
昨夏はスーパー熱帯夜などという言葉も聞きました。
なんなんだよ、スーパーって、スーパー銭湯じゃねーのかよ、
と汗だくになりながらニュースに突っ込みを入れておりました。
さて今年の夏は安らかに、いや快適に眠れるかどうか...。

写真は夕方の空。
ヘボ写メラマンなので上手には撮れませんがキレイだったなあ〜。
下向いて歩くより上向いて歩いた方がいいですな。。

はい映画。
「バビロンの陽光」
フセイン政権崩壊数週間後のイラクを舞台にした物語。
映画といってもリアルなストーリー。
アラの見えるロードムービーかと思ったけど、
実に丁寧に作られているように思いました。
政権崩壊後に祖母とともに未だ会った事のない父を探すクルド人少年。
かつてクルド人たちを殺す事を強いられた元兵士の心の傷。
ついに精神がもたなくなった祖母。つらい結末。
現実的なストーリーが映画の枠を超えて心に訴えかけてきます。
同じく少年が父を捜す旅を描いた「セントラルステーション」と真逆。
重いです。
でも庶民として登場する人物たちは温かい。救われます。
楽しい、感動的な映画ではありませんがおすすめしたいなと。

2011年6月20日月曜日

アメリカンドッ君と「パイレーツ・オブ・カリビアン」


放置してましたな。すみませんです。
前回書いてから、伊豆に行ったり秋田に行ったりしておりました。
どこかへ行くための移動というのは楽しいもんですな。
例えば秋田へ行くため「こまち」に乗れば
東北の山々を眺めつついただく駅弁がうれしい。
最近は乗っておりませんが寝台列車「あけぼの」に乗れば
何やら普段と違う旅の夜を過ごせる期待感が気持ちを高揚させますな。
深夜バスに乗れば昔の上野駅からの急行列車をイメージさせる
東北への旅愁が車内にあります。
そうそう、以前の上野駅は東北の玄関口、と言われておりましたが、
私には上野駅の雰囲気が東北そのものに思えました。

車やバイクで移動すれば気の向くまま走り自由を味わえますな。
写真は大磯PAで売っているアメリカンドック、
その名も「アメリカンドッ君」
いままで食べたアメリカンドックの中でもベストの逸品と思っております。

バイクに乗って、あるいは鉄道で気ままに旅したいですなあ〜。

はい映画。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
ジョニー・デップ主演の人気映画です。観た方もけっこう多いでしょうなあ。
ジョニー・デップ演じるジャックスパロウの個性がさほど際立たず、
むしろ他のキャラクターたちがいい味出しているようでした。
バルボッサ(役名です)の物語みたいな気もした。
面白かったですよ。3Dはあまり効果的じゃなかった気がしましたけど。
でももっと楽しめるかなと思ったんだけどなあ〜。
エンターテイメントとしては同じディズニーの「ラプンツェル・・」に劣る気がした。
ま、次回作もありそうだし、そちらも楽しみにしましょう。

2011年6月4日土曜日

新幹線こだまと「セルジュ・ゲンズブール」


先日、仕事で静岡へ行ってきました。
新幹線「こだま」に乗りおよそ1時間半。
静岡駅には「ひかり」も停車するからそれに乗ってもよいのですが
私の趣味で「こだま」に決めました。
なぜか?長く乗っていられるからでございます。

秋田にいた頃、遠く秋田駅から聞こえる蒸気機関車やディーゼル機関車の汽笛に
かなわぬ旅を妄想しておったのでざいます。(横に書いてある紹介文にもありますが...)
汽車に乗るのが好きなのでございます。
秋田へは新幹線「こまち」だけではなく
上野から青森行きの寝台特急「あけぼの」でも行けます。
寝台特急がなくなる一方のご時世、みなさまには
東北へ旅行する機会あればぜひ利用していただきたいもんですな。
青森-大阪間を走る寝台特急「日本海」なんてなかなか乗る機会がありませんがあこがれの列車ですな。

で仕事で行った静岡ですが帰りは当然お疲れさんのビールと駅弁。
汽車に乗って、あ、電車か..ま、とにかく至福のときでございます。

はい映画。
「ゲンズブールと女たち」
セルジュ・ゲンズブールというフランスのシンガーソングライターのお話。
彼の歌や曲にはあまりなじみのない私ですが映画はおもしろかった。
作品も生き方も過激で、常識とギリギリの淵を歩いているよう。
そんな危うさが、この映画で登場する女性たちには特に魅力的なんでしょうかねえ。
劇中のセリフ(日本語訳ですからホントはどうゆうふうに言っているかわかりませんが)
「オレは救いようのない男だ」
刺激と変化を求めるあまり相手の気持ちを傷つけてしまう。
それがわかるから当然自分も傷つく。癒す為に次の作品を生み出す。
単に反骨的な作品を書くのは簡単だけど多くの人の心をとらえるのは至難の業。
ゲンズブールはそれができた人だったんでしょうなあ。
監督は漫画家でもあるとのことでコミック的な表現もあるけどいい味出してる。
ジェーン・バーキン役の美しい女優さんがこの映画を撮り終えた後自殺してしまったという。
残念です。

2011年5月31日火曜日

バルセロナは強かったのだ、と「阪急電車」


先日、台風が接近し、刺激された梅雨前線により各地で大雨となった。
そんな日に、私が参加している草サッカーチームはかねてより試合を予定していた。
この雨だから当然中止と思ったのだがグランドは人工芝だから大丈夫、とのこと。
やだな〜、やりたくないなあ〜、などとほざいていたのだが
グリーンのグランドを見ると催眠術にかかったかのようにハシャギだすのだった。
一度雨に全身濡れるともうどーでもよくなる。
久しぶりのフルコートは雨だろうがなんだろうが楽しかったのだった。

で、バルセロナ。
我々が雨のなかボールを追い回す数時間前にチャンピオンズリーグ決勝が行なわれた。
バルセロナ対マンU、場所はオールドトラフォード、サッカーの聖地。
深夜から早朝にかけての放送だったため睡魔には勝てず残念ながら生放送は観なかった。
ただ私のチームメイトがバルセロナのカフェで試合をTV観戦していたとのこと。
当地の盛り上がりはそりゃすごいようで・・・。
生放送では観られなかったけどこの日、行きつけ飲み屋さんで再放送を観た。
圧勝でしたな。このチームがこの冬に日本に来るんだから楽しみ〜。

はい映画。
「阪急電車」
深い感動はなかったけどほのぼのとした映画でした。
いくつかのストーリーのハイライト部分だけをまとめたようでちょっと物足りなかったかなあ。
それでも温かみの伝わる映画だと思いました。
中谷美紀の存在感が抜群。素晴らしいなあって思いました。

2011年5月24日火曜日

カレー南蛮は蕎麦なのだ。と「ブラック・スワン」

東京は30℃近くまでいったかと思えば次の日には18℃。
九州南部は例年より20日も早く梅雨入り、網走では雪。
ん〜、こんなダイナミックな日本の気候が好きですよ。
今日は肌寒かったので無性にカレー南蛮蕎麦が食べたくなり、近所のソバ屋で食しやした。
カレー南蛮はウドンではなく断固蕎麦派のワタシでございます。
立ち回り先(ってなんか悪い事してるみたい?)近辺の
そば屋のカレー蕎麦はだいたい制覇してます。
カレー蕎麦なんてどこも同じと思っちゃあ〜いけません。
夜中にこれ書いていたらまた食べたくなった・・・。

という欲求を抑えつつ、はい映画。
「ブラック・スワン」
いや〜、見ごたえありました。面白かったです。
サイコスリラー、かな。チョットばかりホラーでエロい。
今の自分から抜け出したいがため自身を傷つけた先にあるものは・・。
詳しくは書けないけど、主人公は自分自身を知る事なく無理をして崩壊していく。
主役のナタリー・ポートマンの演技力が凄い。
ナニが凄い映画かって、彼女が凄いです。
ダンスシーンでのカメラワークにスピード感あって楽しめます。
ちょっと刺激が強い映画かも〜。

2011年5月16日月曜日

田植えの季節だすと「メアリー&マックス」

現在、秋田に帰ってきております。
新緑が目に眩しいス。おまけに花の季節。
花の名前なんて全然知らないけど
家々で育てている様々な花がきれいだす。
ちょっと今年は遅いのかもしれないけど
田植えが始まった。
ワタスが、いや私が子供の頃は、
秋田市内でもそこら中が水田ばっかりだったけど
今はちょっと郊外に行かないと田んぼも見れません。
この美味しいお米は世界の人に味わってもらいたいもんですなあ。
というわけで・・

はい映画。
「メアリー&マックス」
アニメだけど大人向け。
ネタがバレないように書きますが、
少女と精神に障害をかかえたオッサンとの、心の交流を描いた作品。
けっこうシリアスで難しい、でも身近で現実的なテーマを描くのに
クレイアニメーションのユーモラスなキャラクターがいい緩衝材になっているかも。
それでも人とのコミュニケーションの難しさ、
素晴らしさをテーマにした内容は伝わってくると思う。
感動しました。
おすすめしたいです。

2011年5月5日木曜日

チャンピオンズリーグと「ザ・ファイター」

私はどこか行く予定もなく、
かといって仕事で忙しくしている訳でもなく..。

ヨーロッパのサッカークラブチームNo.1を決める大会、
チャンピオンズリーグというのがあります。
昨夜はその準決勝があり、近所のバーにTV観戦しに行きました。
行くのはいいけど深夜3時半からで終われば6時くらい。当然次の日キツい。
でもバルセロナ対レアルマドリードだしなあ〜、という訳で行ってきました。
うん、面白かったです。
そしてあと2時間半くらいしたら(午前3時半ね)もう一つの準決勝、
マンチェスターユナイテッド対シャルケ。
また行くのか、さすがに二日続けてはキツいからやめとくか..。
さっきまで演奏の仕事してて体は疲れている。
肩だって相変わらず痛い、右手首、左膝もだ。
なによりフトコロが痛い。
ん〜どうしようかなあ・・。

で、はい映画。
「ザ・ファイター」
ボクサーの兄弟を描いた、実話に基づくストーリー。
最終的にボクシングで勝利するだけの・・、とは違うかなと。
兄弟を中心に描き、傷つけ合いながらも家族の固い絆の物語。
誰が主役って印象がないくらいみんなすごい演技っぷり。
特にクリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ。
(メリッサ・レオは「フローズン・リバー」でも素晴らしかったです)
いい映画を観せていただきやした。
お薦めいたします。

2011年4月30日土曜日

スーちゃん・・・と「私を離さないで」

先日行った渋谷の小さな飲み屋さんで食べた焼そばは
これまでに食べた中でもベストなのではないかと。
ホント美味かったです〜。

さて、スーちゃんです。
私はキャンディーズ世代なので悲しかった。
で彼女の生前録音された肉声が葬儀で流された。
それ自体、衝撃的なことだけど特に衝撃を受けたのは、
天国で被災された人たちの役に立ちたい、
いつか復活して社会のために役立ちたい....とのあたり。
すごいな、スーちゃん。
自分が恥ずかしくなります。

はい映画。
「私を離さないで」
いい映画でした。切なく心に沁みました。
ネタがあまりバレない程度に書きますが臓器移植を題材にしています。
3人の若者たちの物語。
この役者たちの実力が素晴らしいので映画に入り込めます。
映像の色彩も派手さを控えていて繊細さを感じさせました。

2011年4月25日月曜日

藤の花だのツツジだの・・「塔の上のラプンツェル」


春の花の季節ですなあ〜。
といっても花の名前に詳しいわけじゃありやせんが・・。

写真は先日行った、友人ドラマーの結婚パーティー。
この手のパーティー、仕事として演奏することはあっても
一人の参列者として参加するのは久しぶりでございました。
ミュージシャンの結婚パーティーでは当然、みんなが入れ替わり立ち代わり演奏する。
自分が指名され演奏する折には宴会も終わり近くで、
油断していて私もヨッパラっておりました(汗)。
ま、とにかく楽しい楽しいパーティーでした〜。

はい映画。
「塔の上のラプンツェル」
前回に引き続きアニメーションですな。
今度は王道のディズニー。
さすがよくできてます。徹底したエンターテイメント、面白かったです。
といっても正直、とあるシーンでは気持ちが退いてしまったところも。
それでも楽しめる映画だと思います。
3Dも効果的だったように思いました。

2011年4月19日火曜日

ライブ、その後ですが・・と「イリュージョニスト」


4月8日にO.S.Oのライブで、来ていただいたお客さんのチャージから
少しばかりを日本赤十字社の震災義援金に寄付させていただきました。
ライブはいつも楽しいけど、音楽をやれる幸せ、喜びをより感じたなあ。
そしてライブ後に中学の同期生数名が震災で被災していることを知りました。

以前から予定していた事だけど秋田に帰りました。
新幹線「こまち」では帰れないので新潟経由のJRか飛行機、深夜バスか、ってとこです。
一番安いのが深夜バスなので迷わずこれを選択。
秋田への交通手段が少ないため3台もバスが出ててほぼ満員。
深夜バスで長時間の移動はちょっとキツいので普段は若い人が多いんだけど
この日は老いも若きもオジさんも..ってかんじ。
帰省中のある日、市内で同期生がやっている料理屋さんで一杯やっていると、
原発のせいで被災し、一時帰省していた同期とその奥さんにバッタリ。
いろいろ話したんだけど、彼らの生きる力にこっちが勇気づけられた。

はい映画。
「イリュージョニスト」
フランス発のアニメーション。
ディズニー、ピクサーでもないジブリでもないアニメで新鮮でした。
売れないマジシャンと貧しい少女の物語。
セリフが少なく、美しくてノスタルジックな風景描写やシビアな人物描写。
なんだか永島慎二の漫画みたいと思った。
この映画、好みが別れるだろうなあ〜。

2011年4月3日日曜日

さ〜く〜ら〜と「トゥルー・グリッド」

という訳で、東京もボチボチ桜が咲き始めましたなあ。
桜の木の下で宴会。
この時期は例年寒いので、そんな光景を見てもやりたいと思いませんねえ。
理想なのはお昼に桜の木の下を歩きつつどこかに入って軽いモノをつまみに一杯。
すっかり暖まってまた桜の木の下を歩く・・・。
寒いの我慢して、ってのは苦手でございますな。
今年も桜を見れた事を心から感謝しつつ・・・。

はい映画。
「トゥルー・グリッド」
コーエン兄弟監督の映画。
西部劇ですがドンパチばっかりじゃなくヒューマンでロマンチックな映画。
映画館で大きなスクリーンに映る、物語後半の星空と音楽が切なくとても印象的でした。
ストーリーは単純だけど
登場人物の描写がくっきりしていて人間味溢れているので心にしみます。
主な登場人物たちの演技も素晴らしくいい映画だと思いました。
おすすめです。

2011年3月26日土曜日

チャリの変速機が..と「英国王のスピーチ」


動かない。
私のチャリは15年以上前に買ったマウンテンバイク。
近所をフラフラするときなんかによく使います。
銭湯に行くときなんかも乗っていきますな。
あ、銭湯が好きで近隣の銭湯はほぼ制覇しております、ええ。
まあその話は今度にして・・。

とにかく自転車ですが、前ギヤに3段、後ろギヤに6段。
古い自転車とはいえ、18段変速の優れものでございます。
それが後ろのギヤが動かなくなったため見た目とウラハラに
3段変速のみのチャリとなってしまっております。
なんとかしないとなあ〜、などと思っている今日このごろ・・。

写真は都内の公園にあった梅。
すっかり花が散って梅の季節の終わりを知らせております。
次は桜ですな。
あ、秋田あたりは桜と梅が同じ時期に咲くんでございますよ。

久しぶりにはい映画。
「英国王のスピーチ」
公開後、すぐに観た映画でございます。
ユーモアと優しさのある、いい映画だと思います。
役者陣の素晴らしい演技。楽しめます。
やや軽さを感じるのでチョイと物足りなさもありましたが..。

2011年3月19日土曜日

久しぶりの顔・・

今日、4月8日に予定している、
(どんどんライブがあちこちで中止になっている現況をみるとどうなるか心配だけど)
Big Bandのリハーサルがあり、震災後初めてメンバーたちと顔を合わせました。
まず話すのは地震のときのこと、東北、北関東の知人、肉親、友人のことなどいろいろ。
で、話してばかりもいられないので音合わせしたのですが..。
この時期に不謹慎かもしれないけど、
みんなで音を合わせたときすごい幸福感があった。
この感覚って音楽を演奏するうえで基本中の基本なのかもなあ。
それを普段はついつい置き去りにしがちなんだろうなあってね。
思いました、音楽をすることはホントに素敵なことですっ。

今度の4月8日のライブはみんなと話してチャリティーライブにすることにしました。
ぜひ多くの方たちに来ていただきたいもんです。

2011年3月18日金曜日

明日で一週間か・・

今は、18日にやるリハーサルの為の譜面を書いている合間です。
仕事も沢山キャンセルになり家にいる時間が多いけど、
居てもテレビは辛いニュースばかりなのであまり見たくない。
J-waveを聴いたりしてる。
日々の買い物に行くとスーパーのいくつかの棚はがらんとしてたりする。
流通の悪化もあるだろうけど、
東京のほとんどの場所は被災していないはずだけどなあ。

1964年の新潟地震をなんとなく覚えているオッサンな私です。
幼い自分を母がしっかり抱きしめてくれた覚えがある・・・。

さ、もう少し譜面書こうかな。

2011年3月14日月曜日

東北出身なのだ〜。

明治以降、国の勝手な分け方でできた東北地方。
私が秋田にいたときは東京など中央には羨望のまなざしを送り、
秋田に限らず東北の人たちはみんなそんな意識を持っているのかな、
なんて自分勝手に思っていた。
東京に出て来てからも秋田出身であることを言うのが恥ずかしく思う事があった。
今のように堂々と自分が秋田県人、東北の人間と言えるまでには時間がかかった。
東北人、何か通じるものが東北6県の人たちにはあると。
もはやそんなつまらない境界を超える事になってしまっている。
誰が見てもわかる惨状。
今後も予断を許さない現状。
出身地や国籍関係なく、報道の映像を観れば誰もが心を締め付けられるはず。
それでもやっぱりあの映像は自分の故郷が破壊されているように感じる。
自分の身近な人たちが被災しているように感じる。
何かしないと、と思う。
これ以上の悪い事は起こらず、無事でいてほしい。

2011年3月12日土曜日

3.11地震・・

この巨大地震の日、私はちょうど秋田新幹線で秋田から東京に戻る日でした。
10時くらい秋田発の「こまち」で東京着が14時くらい。
(今にして思えばこれが一本遅い電車だと東京にはたどり着けなかったと思う)
自宅についてすぐに実家に到着の電話をし終わったすぐその後に地震がありました。
地震直後の速報を観て秋田に電話しましたがもう繋がらなくなっていました。
それでも夕方頃さいわいにして連絡がついて無事を確認できました。

この日、ほとんどのライブは中止になったようですが
私の方の仕事はあるようで、いつものように車で現場に向かいました。
早めに出たつもりだったけど都内の主要道路は大渋滞。
ラジオで地下鉄銀座線が動いたと聞いて
途中パーキングスペースに車を置き地下鉄に乗った。
ものすごく混んでいた。
仕事先には2時間くらい遅れて到着。

演奏が終わって出たら再び電車が止まっていた。
車を置いていた所まで、地下鉄の駅5つ分歩いて行った。
車までたどり着き、帰りも再び大渋滞。
とにかくなんとか家に帰りました。

秋田には友人知人多い。
岩手にもお世話になった方たちや昔のバンド仲間。
中には沿岸に住んでいる人もいる。
宮城、青森にもお世話になった方が何人か住んでいる。
どうしているんだろう?
これを書いている時点ではただただ被害の度合いが甚大であることがわかるばかり。

2011年3月6日日曜日

弥生ちゃんと「ソウルキッチン」


と言っても女の子の名前のつもりじゃなく、
3月だぞ、ということで・・。

弥生は陰暦の呼び名だから今の時代の4月くらい。
でも今は昔に比べて4月も暖かに思えます。
「さ〜く〜らぁ〜、・・弥生のそぉらぁあは〜・・」
都内だと桜も4月くらいには終わりを感じさせてしまう近年です。

写真は先日、水道橋に行ったときのショット。
駅そばのガード下にあったんだけど、
ここまで強く主張するからにはいろんな事があったのだろうなあ〜、と。
思わずこのご店主殿に一方的な同情心をよせてしまったのだった。
そもそもガード下の店=ラーメン屋という共通の思い込み、みたいのがあるのだろうか?

あ、そうそう!!
3月7日(月)川崎のぴあにしもでライブですっ。
今回は久しぶりにピアノのあびる竜太とガチンコバトルのデュオです。
ぜひ、お越しくださいな。

はい映画。
「ソウルキッチン」
韓国の料理屋の話じゃありません。
ハンブルクを舞台にした、ドイツ映画です。
予告編観たときから「観たいっ!」と思ってた映画です。
ヒューマンなコメディータッチ。
全編に渡ってソウルフルな音楽。
人との繋がりを温かく描きますが、音楽の力の必要性も感じさせてくれる映画。
すっごく楽しめた。

2011年2月28日月曜日

韓流じゃないけどと「冷たい熱帯魚」

大久保には教えている教室もあり、よく行きます。
大久保といっても都内在住じゃないと何のことやらわからないかもですが..。
韓国料理屋や韓国の物を売るお店とかが沢山あって、
さらに商店街のアナウンスも3カ国語だったりしてここって日本?的な場所。
その中にある料理屋さんにはこれまで数軒行った事はあります。
行ったどのお店もすっごく美味しくて、
韓国料理=焼き肉ってイメージを美味しく覆してくれます。
最近は韓流アイドルのブームなのか知らないけど
土日は韓国の芸能人のグッズを扱うお店に若い女の子が大挙して押し寄せているようです。
新大久保駅前あたり多くの人であふれていたりしますよ。
大久保といえば名の知れた管楽器店が何軒かあって
土日といえば楽器を持った人が目についたけど今はチョイと雰囲気違いますなあ。
いずれにしても活気あるってのはいいことで・・。

はい映画。
「冷たい熱帯魚」
ん〜、すごい映画でした。
主役の吹越満が言ったように(正確には覚えていないけど)、
晴れた日曜の昼下がりに観る映画じゃない。
実際に起こった愛犬家連続殺人事件をベースにしていて
エロティックなシーンや血生臭いショッキングなシーンが多い。
ただ、人を(生きている人を)刃物で傷付けるシーンは最後の方だけだったような気がする。
それだけにそのシーンが印象的に思えた。
物語があるので、単に人を怖がらせる映画ではない。
崩壊して行く人格の様を演じる吹越満だけではなく、
でんでんや他の共演者たちも素晴らしい。
面白かったです。万人にはおすすめしないけど・・。

2011年2月21日月曜日

肩痛い・・と「愛する人」

五十肩のせいか、秋田でやった雪かきのせいかわかりませんが肩が痛いです。
あ〜、温泉行きたいぃぃ。
あ、でも秋田では毎日温泉施設へ行っておりましたが^^。
そういえば福島や群馬に塩川温泉って言うのがあって行ったことありますな。
福島のは友人たちとバイクでツーリング。
友人がおもしろがって行こうと誘ってくれました。
なかなかでございました。
群馬の塩川温泉は日帰り温泉のようでしたが、
美人の湯だとかでワタスもお肌ツルツル^^。
これまでに行った温泉はそう多くありませんが
秋田の乳頭温泉は最高でございました・・。
群馬にもいい温泉が多く点在しておりますな。
草津や四万温泉などは素晴らしかった。
かつてしょっちゅう行っていた奥飛騨周辺の温泉も大好きでございます。
あ〜、温泉行きたいっ。

はい映画。
「愛する人」
この邦題、なんとかならんもんですかね〜。
でも映画はホントに素晴らしかった。
生まれてすぐに別れた母と娘の物語。
この二人を中心にもう一つのストーリーが徐々にシンクロして行く。
心に鎧をまとった母子がお互いを求めあい、それを解いていく。
その過程の演技が素晴らしい。
特に母親役のアネット・ベニングには感動しました。
彼女だけでなく、素晴らしい俳優たちの演技がこの映画を上質なものにしております。
久しぶりにハートフルな映画を観ましたが満喫いたしました。

2011年2月15日火曜日

晴れ男か?と「ソーシャルネットワーク」

今、秋田におります。
こちらに来てからは連日穏やかな天気で
大雪の今冬を実感しておりません。
しいて言えば道路脇や駐車場に除雪され高く積み上げられた雪。
かと思えば関東では大雪。
交通機関が乱れたり歩行者が転んだりの影響が・・。
ん~、東京パニック?
雪の対策が全くないところってそんなもんでしょうねえ。

年末年始に秋田に来たときも穏やかな日々でした。
ワタスは晴れ男か?
気候はともあれ人間が晴れ男的ノー天気なのは間違いないようで・・。

はい映画。
「ソーシャルネットワーク」
面白かったです。
面白かったけどそんないくつも賞を取るほどかあ?とも思いました。
こうゆう映画はどっかで観た気もするなあ・・。
さほど人間的な魅力を出さない描き方の主人公とは対照的に、
共演者の性格は微妙な表情で描いているかんじがしました。
主人公を演じた俳優はゾンビランドって映画でも主役を張った実力派。
ゾンビランドも面白かったけどチョッとキャラがかぶるかんじの役柄に思えた。
今話題のフェイスブックの話なので観ればそれなりに楽しめると思います。

2011年2月4日金曜日

もう2月・・・と「キックアス」


ついこの前、明けまして...とか言ってたのに〜。
ま、とにかくアジアカップサッカーは日本が優勝できました。
試合は近所のなじみのバーでTV観戦。
一度行って、勝った試合を観たら次もまたそこで観てしまいますな。
げんかつぎ、でしょうかねえ・・。

日本が優勝を決めた翌日は私が参加しているサッカーチームの試合。
芝の上でのサッカーはホント気持ちいいもんでございます。
チームは飲み屋のスタッフと常連たちで構成されております。
ただ私のせいでチームの平均年齢を引き上げているのが心苦しい..。
左サイドでがんばりました..、長友に倣って。
ところが最後の10分くらいで両足のふくらはぎが吊りそうになり交代。
試合結果は...、そんなことはまあいいじゃないですか〜。
翌日は筋肉痛で、歩き方が妙にギクシャクしてしまうのでした。

はい映画。
「キックアス」
(サイト表示不調でしたらこちら映画.comへ)
すっごいおもしろかった!!
主役のアーロン・ジョンソン、子役の女の子、クロエ・モレッソがいいっ。
名優、ニコラスケイジも出ていますが、
この人の2枚目役って正直好きじゃない。
この映画はコミックなので2枚目役じゃないけど
どこかクールで抑えた演技が逆に映画全体にハマってて印象的でした。
続編も決まっているらしくそれもまた楽しみですっ。

2011年1月29日土曜日

大変だ〜

この冬は日本海側を中心に大雪になっている。
観測史上最大というラニーニャの影響なのか、
昨年?例年?の1.5倍から2倍以上積もっているらしい。
雪国なんだから雪が降るのはしかたないけど
そこに暮らす人にとっては大きな問題になることもあるわけで・・。
雪が降らないとスキー場なんかは商売にならないし、
雪を求めて来る観光客には雪がないと北国まで来た意味ないし。
でも町に暮らす人には大変。
例えば雪かき、雪おろし。
老人だけの家も数多くあって、そういった家では雪かきは思うようにできない。
雪かきや雪おろしってけっこう体力が必要。
大雪は生活に支障をきたすし、こういった作業はヘタをしたら命にかかわる。
車がないと買い物もできないから車のない家は大変。
歩道が雪で歩けないときもあり、そうなると車道を歩く。
車道の淵は積もった雪で傾斜ができていて、歩くと転ぶ可能性も・・。

で、新燃岳。
鳥インフルエンザで大変な宮崎県。
今度は噴火で雪じゃなく火山灰。
ん〜、ホントに大変だと思う。
大雪の方は温暖化から来ている部分も大きいのかもしれないけど火山の噴火は別。
噴火の影響を受けている場所でも、やはり老人だけの家は大変だと思う。
火山が噴火するのも仕方ない、雪が降るのも仕方ない。
もう少し平穏で済まないのかなあってね。
そう思う一方、ご先祖様たちは
こういった事を乗り越えてきたんだなあとも思ったりして。

はい映画。
と言ったもののそれは今度で・・・・。

2011年1月25日火曜日

見てしまった・・・と「エリックを探して」

先日、渋谷のとある牛丼チェーン店でのこと。
昼の混雑した店内で牛丼を食べていたら、
隣のオッサンが食事を終えたらしく立ち上がった。
私は気にせず牛丼を食べていた。
気がつくと立ってたオッサンはなにげなくそのまま店外へ!
え、ええ〜、あのオッサンお金払ったっけ?
食い逃げでございます。
だって伝票そこにそのままだし〜。
キビシいこのご時世。人にはいろんな事情があるのは痛い程わかる。
でもオッサン、いつかお金払いに来いよと思いつつ
なにやら複雑な心境で牛丼をかっ込んだのだった。

はい映画。
「エリックを探して」
ケン・ローチ監督のホノボノ映画。
この監督の作品は2作ほど観たけど、どちらもやりきれない気持ちになった。
スウィートシックスティーンと麦の穂をゆらす風。
どちらもホントいい映画です。おすすめします。でもハッピーな気持ちにはなれない。
でも今回観た「エリックを探して」は
ダメオヤジが自分の在り方を見つめ直し仲間たちの力を借りて立ち直るって話。
ハッピーになれます!
ワタス的にはエリック・カントナのかつてのゴールシーンが一番ワクワクした。
あ、カントナが出てます。
俳優としては何本目になるのかわからないけど、
以前「エリザベス」で中世の騎士の役で観た。
この映画はそれまで観た2本と同じく人の深い心情を
人や社会との絆を通して描いているけど
作品のインパクトとしてはライトコメディーなのでちょっと軽いかも。
それでも社会の問題をからめているしハッピーエンドの先の不安も覚える。
なのでありえない設定の映画とはいえ現実の生活感を感じる。
ゴールシーンも印象的だけど最後のいろんな物をブチ壊すシーンも印象的。
丁寧にできているし楽しめる作品です。

2011年1月14日金曜日

さ、寒い・・・と「最後の忠臣蔵」

秋田にいた頃は普通にタイツ(あるいはズボンの下にはくのでズボン下)をはいてた。
高校を出て、東京に暮らすようになってからはぜんぜんはかなくなった。

秋田に帰ると必ず日帰り温泉に行くのだが、
脱衣所でみるかぎり、ほぼみんなタイツをはいている。
(ん?はいてるのがオッサンだとももひきって言った方が合う?)
はこうかな〜。
一昔前は裏地起毛のタイツとかがあって、
バイクで冬にツーリングするときとか欠かせなかった。
ところが最近は発熱するって素材?かなんかわからんが
とにかくスグレものがあるって言うぢゃないか。
買おうかどうしようか・・・。


はい映画。
「最後の忠臣蔵」
長い年月を武士としてひたすら主に忠義を尽くすという物語。
その一本気な生き方が今のこの時代、新鮮に思えるのか、
あるいは主人公の様に生きてみたいと思うのかはわかりません。
ま、とにかく共感を持って映画に入れた。
私のような時代劇ファン、任侠物ファンにはこうゆう作品好きな人多いと思うな。
ちょっとそこまでやんなくても、っていう部分はあったけど
とても心に響くいい作品でした。

2011年1月7日金曜日

賀正!!と「ハリーポッター死の秘宝part1」

年末年始を秋田で過ごしておりました。
滞在中は山陰の大雪報道を尻目に穏やかな天候。
とは言うもものチョイチョイ雪は降るので家の前の雪かき。
五十肩、さらに普段からの運動不足。
肩と腰がキツいっす。
で、ワタスが東京に帰ってから秋田は本格的に雪が降りだしている様子。

2011年ですよ。
今年はとにかく去年よりうまくなっていい活動をしたい。
曲も書きたい。アレンジも挑戦したい。
あ、健康も大切。

今年もよろしく!!

はい映画。
「ハリーポッターと死の秘宝」
シリーズ最終作のpart 1。
これを観るにあたって、忘れていた前作からの流れを確認するべく
これまでの全作品のDVDを借りて観た。
(正直なところ、なにもそこまで・・と今さら思うけどねえ・・。)
そのせいかはわからないけど、おもしろかった!
今回から初めて観る人にとってはたぶんピンとこないんじゃないかなあ。