2011年11月29日火曜日

いよいよ12月ですなあと「マネーボール」

つい先日2011年が明けたと思ったらもう12月。
一年が早い。
町の中は11月中旬くらいからクリスマスの雰囲気だし。
今年の総括、来年の抱負を考えるのはまだ早いと思うけど
この時期にいいことがありました。

FC東京がJ1昇格!!パチパチパチ....。
そして秋は美味しいもの沢山。
実りの秋の感謝祭、ありがたく感じたいですな。
日本は新嘗祭。農作物の実りに感謝する日。
アメリカには感謝祭。七面鳥の丸焼き。
お国が違えば文化も違いますが恵みに感謝するのは一緒ですな。

ま、そんなわけで私、チョイと海外に行ってきまーす(^^)v
どこに行くかは帰ってからのご報告で...。
今回はブラジルではありません。ヨーロッパでして...。

はい映画。
「マネーボール」
ブラッド・ピット主演。
既成概念から脱却していくために、牽引力となった人物の努力の物語。
ヒューマンドラマだけど深い感動ってほどではない気がする。
既成の考え方に立ち向かう主人公の行動にハラハラドキドキする。
この映画にあるように野球の経営ってのはドライな部分が目立つけど
終盤には心暖まるようなシーンもあり、バランスがとれているように思った。
メリハリ、緊張感ある展開が続くので観ていて飽きないです。
ブラピだけではなく他の役者を含め、いい製作陣のおかげなんだと思う。

2011年11月23日水曜日

秋田へ帰っていたのだと「恋の罪」

発表会も終わり、
私がブラジルでお世話になったサンパウロ在住のピアニスト、
矢崎愛さんの帰国コンサートで一緒に来日中の
Andre Juaresくんとのセッションがあった。
演奏はもちろん楽しかったんだけど、
会場となった、平井にあるお店が家庭的でとてもよかったです。

で、その後秋田へバスで帰省。
やたら車内が暑くて眠れなかったなあ...。
秋田では学生時代に帰省時行っていたジャズインタイムや
チョイチョイ行くキャットウォークでセッション。
新たな出会いがあったりで充実してました。
やっぱり外に出ないと楽しい事には出会えない職業なんだねえ〜。

はい映画。
「恋の罪」
園子温(その しおん)監督作品。
そんなに知らないのにこの監督の作品だとなぜかつい映画館に足が向いてしまう。
内容は...やっぱりショッキングでインパクトある。
人間が崩壊して行く過程なのか、自身のある部分の真の姿を見つけ出す過程なのか。
中途半端な結末を許さない作品なので好き嫌いがそーとー別れるんじゃないかな。
それにしても女優さんたち、脱ぎっぷりがいい。
そうゆう部分だけじゃなく、必死な演技には凄みがあり役とトコトン向き合っているよう。
登場する人物たちは、愛に溢れたシンデレラの城に入れずその周りをただ眺めて徘徊する。
お城にある幸福をつかむためには
そこまでしても自分の真の姿と向き合わないといけないのだろうか。
この映画、灰色の結末ではない。
万人にはおすすめしないけど面白かったです。

2011年11月14日月曜日

発表会と「一命」

先日、ヤマハのジャズ教室の発表会セッションがありました。
年一回開催していて、今年で5回目。
私が主に担当しているのはサックス入門者、初級者だけど、
とある生徒さんから以前「ヘタだけど人と演奏したい」と言われました。
他の楽器と演奏させてあげたいと思いつつ、
何となく躊躇していた私の気持ちをその生徒さんが後押ししてくれました。

音楽は一人でやっても楽しいかもしれないけど
人と音を合わせて人前で演奏するのは格別だと思います。

ある程度吹ける人はいいけど入門者、初心者にとってはそりゃ大変なこと。
演奏の中身はともかく人と演奏する充実感を味わってもらえたらね。

で、終了後はやっぱり打ち上げ。
今のヤマハがあるビルの2階に居酒屋があり迷わずみんなでそこに。
何軒か行って最後は記憶があやふや(汗)
ま、とにかく楽しかったです。

はい映画。
「一命」
市川海老蔵主演。やっぱり時代劇の所作は見事にきまっているなあと。
満島ひかりも着実に大女優への道を進んでいるよう。
映画はのっけからチョット痛いシーンがあるので覚悟が必要?かも。
太平の世にあって武士が武士でいる事。
困難な生活環境の中でも武士でいる事。
すでに形骸化してしまった武士にしがみつく虚しさが映画から感じられます。
登場する武士たちの描かれている境遇から古くさい時代劇、という印象は感じない映画だと思います。
3Dもあるようですが私は2Dで観ました。
2Dで充分だと思います。
すごくおもしろかった。

2011年11月8日火曜日

歯痛その後と「猿の惑星:創世記」

前回書いた歯痛はだいぶ良くなっております。
先週アタマに歯医者さんに行ったときよりはだいぶ痛みがなくなってきております。
今週また歯医者さん行くのだがチョイと不安。
そりゃ歯医者さん行くのが大好きって人はあまりおりませんな。
ま、管楽器吹きは歯を大切にしないとね。

これまた前回も書いたけど今週末、
渋谷公園通りのヤマハで生徒さんたちの発表会があります。
音楽は一人だけでは成立しないし
他の楽器とアンサンブルする機会のない生徒さんたちにとってはすごくいい機会です。
共演者がいて聴き手がいる中での演奏はいいもんです。
結果はともあれ楽しいと思うな。
そしてその後の打ち上げも楽しみ〜。

はい映画。
「猿の惑星:創世記」
けっこうおもしろかったなあ。
一人の英雄(チンパンジーね)が生まれ、人間社会に立ち向かうまでのストーリー。
主人公(チンパンジーね)の人間的(何だか言い方変だけど)成長をよく表していて、
自我を持ち、悩み、傷つき決意し行動する、まさに一人の若者の成長の記録。
この手の映画はすぐ3Dとかにしそう。
飛び道具的な捉え方をされる3Dだけど
ストーリーがおもしろかったらそんな必要はないんだなあって思わせてくれる。
主人公の喜怒哀楽を表すため
最新のテクノロジーを猿の表情を作る役者さんたちに駆使してはいるけどね。
一人の(猿だけど)英雄誕生のドラマとして面白くできていると思いました。

2011年11月1日火曜日

歯痛と「ツリー・オブ・ライフ」

いやいや、またも久しぶりになってしまった。
気がつけば11月、今年もあと少し。

普段から肩だのひざだの手首だのが痛いんだけど、
ついに奥歯に歯痛がやってきた。
かかりつけの歯医者さんに行ったところ歯の中の神経らしい。
いきなり神経を抜くのではなく、噛み合わせを調整した後少しの間、様子を見る事に。
けっこう強い痛み止めをもらったけど、ウチにあったロキソニンを使う事にした。
痛いときは5時間おきに飲まないとキツかった。
演奏も、痛みがあるとまったく集中できなくて「ごめんなさい」ってかんじの内容。
それでも2日くらい経ったら痛みもそんなスゴくはなくなってきて、薬の使用量も減った。

食事は...、固いものがダメ。最悪のときは豆腐でしたな。
歯の痛みってホントどうにもなりませんな〜。
早くよくなりたいっす。

そして今月はヤマハの生徒さんたちの発表会!
これは楽しみですよ。

はい映画。
「ツリー・オブ・ライフ」
ブラピとショーン・ペンが出演だからおもしろいかと思いきやこれがどうも...。
幼い子供と厳格な父との葛藤、母との関わり、家族に起こった悲劇...。
大人になったその子供が改めて家族との関わりを思い、自分という命の生まれた意味を考える。
何気ない題材を、キリスト教や生命起源のイメージを織り交ぜ描いていく。
こうゆう話を宗教や生命起源とからめると現実感が薄れ、
なんとも不思議な感覚を持ってスクリーンを観る事になる。
寝る人続出の中、がんばって眠らずに最後まで観た。
正直楽しくなかったなあ、映像は詩的で幻想的だけど。