2014年8月18日月曜日

蓮の花と「グランド・ブダペスト・ホテル」

お盆休みで多くの人が移動して東京ががらんとする時期。
私も新盆ということもあり秋田で過ごしました。
着いた日の翌日は最低気温18度!!
寒かった...。あ、ちなみに最高気温は23度くらい。

千秋公園というところにあるお堀に咲く蓮の花が満開でした。
美しかった。
この写真、写メなんだけど意外と綺麗に撮れて最近の携帯電話の性能にビックリ。
あ、ちなみに私はいまだにガラケー。しかもこの3月に買った最新式!!
ヘボ写メラマンとしては頼もしいかぎりで。。

昨年、父だけでなく恩師も同じような時期に亡くなったので
今年のお盆は何とも特別なかんじでしたね。
そうは言っても帰省してのジャムセッションや昔からの友人たちとの酒は楽しく、
いきいきとした日々を送る事ができました。




はい映画。
「グランド・ブダペスト・ホテル」
独特の空気感を作るウェス・アンダーソン監督作品。
ミステリーコメディーファンタジックヒューマンドラマ。
なんのこっちゃわかんないけど。。
ミステリーの部分もコメディーの部分も
そんなに突っ込んで描いていないけどそれでいいような気がした。
ハデなエンディングでなく、何やらしっとりした深みを感じつつ観終えることができた。
私は大好きだな、この映画。
物語は上記映画タイトルにリンクしてて公式サイトに行けるので見てね。

アメリカ人の監督なのにアメリカっぽくない。
舞台となる場所があまり晴天が続かない印象の東欧っぽいからかな。

映像や美術、凝りまくっているのが感じられる。
暖かみを感じるのは30年代、60年代の舞台で、
血縁でもないのにそれぞれの関係が濃く、そんな人間関係が中心に描かれているからかな。
ハデなカメラワークもなく、なんとなく紙芝居を観ているような。
チョッとノスタルジックな気分になれる映画だと思う。


2014年8月13日水曜日

もうすぐお盆と「ゴジラ」

世間はもうすぐお盆休みですが9日土曜日から多くの方がどこか行っているようで
けっこうみんな休みを取るんだねえと思ったしだいでして。
もうすぐ私も秋田に帰ります。
都内の熱帯夜から逃げられると思うとうれしい。
最近ぐっすり寝た感、がないなあ。暑くて目が醒めるしね。
なんだかスッキリしないのでハデな映画観てきました。

はい映画。
「ゴジラ」
ハリウッド版の第二弾。
英語タイトルはGodzilla。Godに掛けているんですなあ。
これまでもハリウッド版のゴジラはありましたが今作は前作と比べて素晴らしいです。
今作は大好き。
何がいいってゴジラに人が入っているかんじがするのがいい。
いや実際はフルCGかもしれませんがあの懐かしいかんじのままのゴジラでした。
ゴジラの映画はビキニ環礁での核実験を題材に生まれたので
核兵器、放射能といった話が必ず出る。
今作序盤では日本の原子力発電所が大きな舞台となっている。
美しい家族愛も描かれていて、それはそれでいいかな。
人間がこの混乱をコントロールすることはできず、結局はゴジラ。
いずれにしてもこの映画、
現代社会と核のメタファーなのかな、あまり反核色は強くないけど。
でも津波のシーンでは少し緊張した。
ゴジラのシーンはそんなに多くないです。あれでよかったと思う。
敵役のMutoもいい。
怪獣が暴れるシーンをTVの中継で観る市民。
自分にとって大切な事なのにどこか他人事のようなところが現代ってかんじがした。
渡部謙、ゴジラを日本風の発音で言うあたりは感心した。
アーロン・ジョンソン、キックアスはよかったけど今作はどうかなあ〜。
怪獣モノが好きな方は劇場でぜひ観て欲しい。
あ、パシフィックリムが好きな人もいいかも。