2012年3月30日金曜日

カゼひいた〜と「マリリン7日間の恋」

先日ライブやった時、メンバーにカゼをひいているのがいたせいかな。
普段からカゼには用心してうがい,手洗いは欠かしていなかったんだけどなあ。

ライブの次の日は横浜で久しぶりのサッカー。
芝のグランドで気持ちよかったけど寒かった。
冷えたかな〜?

カゼの直し方は多くの人が言うように、ひき始めが肝心。
なのでなんだかあやしいなと思ったタイミングで葛根湯を買って飲んだ。
これが上手くいくときはいいけど今回は遅かったようです。
さて、一度カゼにかかったらとっとと病院に行って薬をもらってくるのがまず大事。
あとは体が冷えないようにする。
風呂も入るときは上がってから体が温かいうちに寝る。
ホントはアルコール消毒と称して飲み屋に行きたいところですが
他の人の迷惑にもなるから遠慮する。
普段よりビタミンとかを補充。
まあそんなにしてても治るまでけっこうかかるよね。
特にオッサンは...。

はい映画。
「マリリン7日間の恋」
いや〜いい映画でした。
マリリンが「王子と踊り子」という映画撮影のため訪れたイギリスでの7日間の物語。
マリリン・モンロー役のミシェル・ウイリアムズ、
あまり似てないけどとてもキレイでした。
マリリンの苦悩する姿をそんなにクドくない演技で表現していて、
セックスシンボルとしてあの時代にあった彼女ではなく、
天才的な演者としてのマリリンの人間像を繊細な演技で表現している映画です。
マリリンの相手役、エディ・レッドメインもいいなと。
しかしなんといってもローレンス・オリビエ役のケネス・プラナーが素晴らしい。
この人のおかげでこの映画の魅力がグッと増している気がするくらいの存在感。
彼とマリリンとのやり取りの部分は緊張感あります。
ハリーポッターシリーズのハーマイオニー役、エマ・ワトソンも出てますが
なにも彼女でなくともなあって思うような役だった。

2012年3月23日金曜日

梅も咲いたと「麒麟の翼」

昨年は1月くらいに気の早い梅が咲いたりもしていたけど
今年はやっと都内の梅も咲いて、
梅の花をつつくメジロのかわいい姿もよく見られるようになりましたな。

そして暖かくなれば花粉症の方たちには悩みの季節。
みんな苦労しているようで演奏中、くしゃみが出てしまうミュージシャンもいるしね。
さいわいワタスは今のところ花粉症ではないけどいつそうなるやら。
でもここ数年、この時期なんとなく目がムズムズするんだよなあ...これって...
いやいや気のせいか。
私はゴルフやらないけど、花粉症のゴルファーも辛いでしょうなあ。


バイクに乗って出かけるのも気持ちいい季節になってきました。
今年は新しいバイク欲しいなあ...あ、新車じゃなく中古車ね^^;

写メは散歩してた公園の梅。

はい映画。
「麒麟の翼」
推理サスペンスだけど家族愛が物語の中心にあるので単なる謎解き物語になっていない。
ただいろんな事を詰め込み過ぎなような気がする。
例えば阿部寛演じる刑事の家族の背景の描き方はなにか中途半端な気がする。
とは言っても中井貴一はじめ、みんないい演技で観る人を引きつけている。
あまり映像や物語にスピード感はなく、どちらかというとじっくり話が進むので
腰を据えて観れる映画だと思います。
面白かった。ただし劇中の音楽はイケてません。

2012年3月16日金曜日

寝台特急「日本海」と「戦火の馬」

そんなに詳しくなくとも、あるいは興味の度合いの深い浅いはあっても
男子はだいたい鉄道が好きだった。

子供の頃、思えば秋田から親戚のいる九州に行ったときは
まずは大阪へ寝台特急「日本海」だったり急行「きたぐに」だったりした。
(関西への修学旅行のときは特急「白鳥」だったなあ。)

「日本海」に乗ればそこはまさに非日常の空間であり、
さあ、夜も遅いから眠りなさいなどと言われても興奮して眠れるわけないのだ。
閉め切られたカーテンの隙間から
通過する踏切の警報音を聴き、通過する真夜中の駅、停車した駅など目を見開いて見ていた。
朝は周囲が明るくなったころから通路の収納式の椅子に座り、窓外を眺めていたのだ。
やがて係の人がベッドを収納しにくると普通に座席ができある。
あ、ここまで昔のB寝台の話ね、A寝台以上には乗った事ないから...。

急行「きたぐに」で大阪から秋田に帰ってきたときは、
大阪から新潟、ん?直江津かな?まで電化してあったので
電気機関車(機種まではわからないけど)が牽引していたと思うが
そこから先はなんと蒸気機関車の二重連であった(これも機種までわからない)。
夏だったので窓は全開。気持ちのいい旅。キラキラ光った美しい日本海沿いを走る。
トンネルはスゴいよ。煙が入ってくるので車内はモウモウ。
秋田に着く頃はみーんなススで真っ黒!

この「日本海」が3月17日で定期運転を終了することになったので
つい先日秋田に帰っていた3月13日、秋田駅に入線する日本海を撮ってみた。
動画だけどここには重くてのせられない。ん〜、どうしよう??

はい映画。
「戦火の馬」
スピルバーグ作品。
最近のスピルバーグ作品はなんだかなあ〜と思う物があった。
でもこの作品はスピルバーグらしいヒューマンな感動作に仕上がっていると思う。
ロマンチックで温かい。
主人公家族はどこか山田洋次的なファミリーの描き方のようでもあった。
馬同士の友情(なんか変だけど)もあり、馬に演技賞あげたいくらい。
映像は素晴らしい、特にラストシーン美しい。
そして音楽が素晴らしかった。
しかし背景となった第一次世界大戦では
現実として馬を戦争の道具として扱っていたのは事実で、
多くの馬が収用され死んでいき、生き残った馬は食用にされたようだ。
wikipwdiaより

2012年3月10日土曜日

もうすぐ一年と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

昨日OSOのライブがあり、雨にもかかわらず大勢のお客様にお越しいただきました。
いつもと変わらず演奏してても実に楽しいライブでした。

まもなく一年たちますな。
昨年3.11の直後は日本がどうなるのか、みんなが今よりも大きな不安を抱えながらいた。
地震から数日たったそんなある日、ライブのためのリハーサルをやった。
みんなで一緒に音楽を演奏する単純なことに大きな喜びを感じました。
忘れていた一番大切な事を思い起こした。
それぞれの人たちにそれぞれの3.11があるけど、
音楽家(プロだろうがアマだろうが)は
音楽の持つ力を伝え、感じてもらう義務があるのだろうなと。
そのためには音楽家自身が音楽の喜びを忘れないようにしないとなあ、ってね。

あ、そうそう写メは先日出かけたときに見つけたもの。
タイトルは「食べちゃうぞ〜」で。

はい映画。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
アメリカの9.11を題材にした、肉親を失った母子の物語。
ちょっと個性的な男の子を中心に物語が進んでいく。
父の死を受け入れられない、しかも父に対してある罪悪感を持つ子供が
父が遺したとあるアイテムをきっかけに人々とふれあいながら成長していく。
しかもそのアイテムが自分の為の物ではなく、別人の為のものだった...。
まあこういった物語はいままでもあったんだろうけど、
この作品が素晴らしいのは子供の目線で終始描かれていて
観ていて多少じれったくなり映画に入り込めたり、
生死感がなんだかぼんやりと描かれていて、
それが父を失った喪失感や母子の関係修復のダイナミクスをいっそう感じさせてしまう。
久々に映画館で泣けた映画。ハンカチ忘れずに〜。



2012年3月6日火曜日

カツカレー2と「トワイライト・サーガ」

前回の続き。。。
で、その1/3程がカレールーのかかったカツカレーを前にして
カツは添え物ではなくあくまで一国一城の主として
オカズ界に君臨するカツであるべきと悟ったワタスは
目の前のソースを手に取り迷う事なくカツにかけたのだった。

この状態でカツにソースをかけたのは初めての経験である。
カツを、ソースのかかった方から一口食べ、
その後、慎重にカレーのかかっていない白米の部分をすくい口に運ぶ。
これこそがカツの王道の食べ方ではなかろーか、と一人納得しながら食した。
カレーのかかった部分を食べる事は、
カツを美味しく食べる為のバリエーションの一つなのだ。
そのようにして食べているとカツカレーが大変に奥深い物に思えてじっくり味わえる。

できるなら、最初からちょっともカレーをカツにかけないでほしい。
カレーをカツにどのタイミングで付けるかは食べる人に任せてほしいのだ。
いずれにしてもワタスの今後のカツカレーライフに光明が差した事は間違いない。

はい映画。
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンpart1」
人気シリーズの最終章の第一話。
前から観ているから小屋にかかるとつい観ちゃう。
最近つい観ちゃう、ってのが多いですなあ...。
とにかく続き物だから次が気になって観るのだ。
で、これが面白くなかったら次は観ないけどこのシリーズは以外と面白いです。
他の映画にはない、思わず苦笑しそうなベタな恋愛のシーン。
マンガチックだけど、だからこその面白さがあります。
美少女とバンパイア、オオカミ人間のお話だけど
それぞれの喜怒哀楽はロマンチックに描かれています、ハズカシいくらい。
もちろんそんな部分だけではなく、迫力ある戦いのシーン、衝撃的なシーンいろいろです。
好みの分かれる映画だろうなあ。

2012年3月3日土曜日

カツカレーと「ドラゴン・タトゥーの女」

カツカレー、実を言うといつも疑問を感じながら食べていた。
つまりこれどうやって食べたらいいのだろうと。
で、この前食べた時ふと思ったことがあるのだ。

トンカツはそれ自身オカズとして燦然と輝く地位にある。
この件について大丈夫?だよね。
トンカツの為に曲が書く人がいるかもしれないくらい
オカズとしては王道中の王道なはず。

なのにカツをカレールーの中にドップリくぐらせて食べてしまうと
カレーと一緒に煮込まれているその辺の肉と(ゆるせ、悪気はないが敢えて言ってしまおう)
とごっちゃになってしまう。
それほどカレーの香辛料のインパクトは強いのだ。
これではカツの誇りや名誉はどうなるのだ。

で、食べながら思った。
カツはカツとして生きていくのがよいのだと。
ならばカツにはソースだろうと思い、その時私が取った行動は...。
え〜、お時間が参りましてぇ続きはこの次と...。

はい映画。
「ドラゴン・タトゥーの女」
サスペンスなら任せなさいっ、のデビッド・フィンチャー監督。
面白かったですっ!!
主役ダニエル・クレイグを昨年の「カウボーイ&エイリアン」で観たときは、
それでいいのかよ君は、とか思ったんだけど本作ではいい味出ていると思いました。
同じく主役の女優ルーニー・マーラーも体当たりの演技。
主役二人が演じる個性的な人物像がなかなか魅力的。
物語も最初人物名が多くてとまどったけど観ていくうちに引き込まれていきました。
観客を飽きさせない展開。
そして難事件解決で映画の終わり、
ではなく人間ドラマで終わっているのが後味よくていいなと思いました。
エロティックなシーンもありお子ちゃまには危険。
今度、2、3年前にやっていたスウェーデン版3部作も観たいと思った。