2011年11月23日水曜日

秋田へ帰っていたのだと「恋の罪」

発表会も終わり、
私がブラジルでお世話になったサンパウロ在住のピアニスト、
矢崎愛さんの帰国コンサートで一緒に来日中の
Andre Juaresくんとのセッションがあった。
演奏はもちろん楽しかったんだけど、
会場となった、平井にあるお店が家庭的でとてもよかったです。

で、その後秋田へバスで帰省。
やたら車内が暑くて眠れなかったなあ...。
秋田では学生時代に帰省時行っていたジャズインタイムや
チョイチョイ行くキャットウォークでセッション。
新たな出会いがあったりで充実してました。
やっぱり外に出ないと楽しい事には出会えない職業なんだねえ〜。

はい映画。
「恋の罪」
園子温(その しおん)監督作品。
そんなに知らないのにこの監督の作品だとなぜかつい映画館に足が向いてしまう。
内容は...やっぱりショッキングでインパクトある。
人間が崩壊して行く過程なのか、自身のある部分の真の姿を見つけ出す過程なのか。
中途半端な結末を許さない作品なので好き嫌いがそーとー別れるんじゃないかな。
それにしても女優さんたち、脱ぎっぷりがいい。
そうゆう部分だけじゃなく、必死な演技には凄みがあり役とトコトン向き合っているよう。
登場する人物たちは、愛に溢れたシンデレラの城に入れずその周りをただ眺めて徘徊する。
お城にある幸福をつかむためには
そこまでしても自分の真の姿と向き合わないといけないのだろうか。
この映画、灰色の結末ではない。
万人にはおすすめしないけど面白かったです。