2011年6月28日火曜日

FC東京と「X-men ファースト・ジェネレーション」


テナーサックスのSさんが最近、you tube で
古今亭志ん生の落語にハマっていると言っていたので
つい観てしまったらハマった・・。
勢いで金原亭馬生や志ん朝も観たりしてる。
素晴らしいですな〜。
さて写真は1999年、FC東京がJ2最終戦でJ1昇格を決めたときに作られたシールです。
前年にJFLで優勝して勢いに乗ってJ1へ、と思ったら以外と苦しんだ。
新潟で行なわれたアルビレックス新潟とのシーズン最終試合で、
すでに昇格を決めていた川崎に続いて昇格の最有力候補だった大分を抜いて
やっと昇格を決めた試合後に撮られた写真です。
ampmに行けばこのシール(他に数種類あった?)普通にくれました。
当時、のんびりサッカーを観戦したくて行っていたのがFC東京の試合でした。
気がついたときにはFC東京にハマっておりました。
J1で戦ってくれていましたが今年はそれ以来のJ2でのシーズン。
ファンとして昇格を期待するばかりでございます。
と、FC東京ファンであることをカミングアウトしてしまったのだ・・。

はい映画。
「X-men ファーストジェネレーション」
このシリーズは全部観ているので自動的に観ることになりました。
ケビン・ベーコンの演技力が凄くて若干浮いてる気もしたけど楽しめる映画でした。
アクション、VFXは素晴らしいけどそれだけじゃなく
異端者として供に戦った二人が袂を分かつまでの心の揺れを表す。
そこをもう少し掘り下げてもよかったんじゃないかなあなんて思いました。
シリーズを観た人はぜひ!
そうでない人も、楽しめる映画だと思う。

2011年6月24日金曜日

熱帯夜と「バビロンの陽光」


梅雨だってのに東京はここ2,3日猛暑でございます。
昨夜はついに熱帯夜になったようですな。
昨夏はスーパー熱帯夜などという言葉も聞きました。
なんなんだよ、スーパーって、スーパー銭湯じゃねーのかよ、
と汗だくになりながらニュースに突っ込みを入れておりました。
さて今年の夏は安らかに、いや快適に眠れるかどうか...。

写真は夕方の空。
ヘボ写メラマンなので上手には撮れませんがキレイだったなあ〜。
下向いて歩くより上向いて歩いた方がいいですな。。

はい映画。
「バビロンの陽光」
フセイン政権崩壊数週間後のイラクを舞台にした物語。
映画といってもリアルなストーリー。
アラの見えるロードムービーかと思ったけど、
実に丁寧に作られているように思いました。
政権崩壊後に祖母とともに未だ会った事のない父を探すクルド人少年。
かつてクルド人たちを殺す事を強いられた元兵士の心の傷。
ついに精神がもたなくなった祖母。つらい結末。
現実的なストーリーが映画の枠を超えて心に訴えかけてきます。
同じく少年が父を捜す旅を描いた「セントラルステーション」と真逆。
重いです。
でも庶民として登場する人物たちは温かい。救われます。
楽しい、感動的な映画ではありませんがおすすめしたいなと。

2011年6月20日月曜日

アメリカンドッ君と「パイレーツ・オブ・カリビアン」


放置してましたな。すみませんです。
前回書いてから、伊豆に行ったり秋田に行ったりしておりました。
どこかへ行くための移動というのは楽しいもんですな。
例えば秋田へ行くため「こまち」に乗れば
東北の山々を眺めつついただく駅弁がうれしい。
最近は乗っておりませんが寝台列車「あけぼの」に乗れば
何やら普段と違う旅の夜を過ごせる期待感が気持ちを高揚させますな。
深夜バスに乗れば昔の上野駅からの急行列車をイメージさせる
東北への旅愁が車内にあります。
そうそう、以前の上野駅は東北の玄関口、と言われておりましたが、
私には上野駅の雰囲気が東北そのものに思えました。

車やバイクで移動すれば気の向くまま走り自由を味わえますな。
写真は大磯PAで売っているアメリカンドック、
その名も「アメリカンドッ君」
いままで食べたアメリカンドックの中でもベストの逸品と思っております。

バイクに乗って、あるいは鉄道で気ままに旅したいですなあ〜。

はい映画。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
ジョニー・デップ主演の人気映画です。観た方もけっこう多いでしょうなあ。
ジョニー・デップ演じるジャックスパロウの個性がさほど際立たず、
むしろ他のキャラクターたちがいい味出しているようでした。
バルボッサ(役名です)の物語みたいな気もした。
面白かったですよ。3Dはあまり効果的じゃなかった気がしましたけど。
でももっと楽しめるかなと思ったんだけどなあ〜。
エンターテイメントとしては同じディズニーの「ラプンツェル・・」に劣る気がした。
ま、次回作もありそうだし、そちらも楽しみにしましょう。

2011年6月4日土曜日

新幹線こだまと「セルジュ・ゲンズブール」


先日、仕事で静岡へ行ってきました。
新幹線「こだま」に乗りおよそ1時間半。
静岡駅には「ひかり」も停車するからそれに乗ってもよいのですが
私の趣味で「こだま」に決めました。
なぜか?長く乗っていられるからでございます。

秋田にいた頃、遠く秋田駅から聞こえる蒸気機関車やディーゼル機関車の汽笛に
かなわぬ旅を妄想しておったのでざいます。(横に書いてある紹介文にもありますが...)
汽車に乗るのが好きなのでございます。
秋田へは新幹線「こまち」だけではなく
上野から青森行きの寝台特急「あけぼの」でも行けます。
寝台特急がなくなる一方のご時世、みなさまには
東北へ旅行する機会あればぜひ利用していただきたいもんですな。
青森-大阪間を走る寝台特急「日本海」なんてなかなか乗る機会がありませんがあこがれの列車ですな。

で仕事で行った静岡ですが帰りは当然お疲れさんのビールと駅弁。
汽車に乗って、あ、電車か..ま、とにかく至福のときでございます。

はい映画。
「ゲンズブールと女たち」
セルジュ・ゲンズブールというフランスのシンガーソングライターのお話。
彼の歌や曲にはあまりなじみのない私ですが映画はおもしろかった。
作品も生き方も過激で、常識とギリギリの淵を歩いているよう。
そんな危うさが、この映画で登場する女性たちには特に魅力的なんでしょうかねえ。
劇中のセリフ(日本語訳ですからホントはどうゆうふうに言っているかわかりませんが)
「オレは救いようのない男だ」
刺激と変化を求めるあまり相手の気持ちを傷つけてしまう。
それがわかるから当然自分も傷つく。癒す為に次の作品を生み出す。
単に反骨的な作品を書くのは簡単だけど多くの人の心をとらえるのは至難の業。
ゲンズブールはそれができた人だったんでしょうなあ。
監督は漫画家でもあるとのことでコミック的な表現もあるけどいい味出してる。
ジェーン・バーキン役の美しい女優さんがこの映画を撮り終えた後自殺してしまったという。
残念です。