2013年3月21日木曜日

行くぞカンボジアと「愛、アムール」

東京は桜が満開のところも多く、春をいきなり主張しております。
ついこの前まで寒いと思っていたら急に暖かくなりそしてこの桜満開ですよ。
3月中旬、秋田に帰っておりましたが雪もほとんどなく快適でした。
ところが今日、聞いたところでは秋田はメチャ寒くて吹雪くときもあったようで。
秋田は桜も梅も同じ時期。
その時期に合わせて帰るってのはたぶん無理だなあ。

カンボジアに行ってまいります。
初の東南アジアです。
左側にバナーを張ってあります。
クリックするとイベントについての情報サイトにつながります。
現地についての詳細は何もわからないけど、数日前ネットで見たらプノンペンの気温が
最高37℃、最低27℃だと。
完全に真夏、痩せるな。。
旅の様子はまた少しずつ書いていこうと思います。

はい映画。
「愛、アムール」
老夫婦の物語。
夫婦が暮らす部屋でのシーンがほとんど。
夫婦の会話、離れて暮らす娘との会話、
かつてピアノ教師だった妻と弟子(なんとアレクサンドル・タロー出演です)との会話...。
この部屋での夫婦の言動が全てだと思う。

現実的な内容でけっこう重い老老介護の話。
老老介護と言ってしまうとジッパヒトカラゲに言ってしまっているようで嫌だな。

いくら相手を心から信頼しているからといって、
約束した事をそんなに守んなくてもいいだろうとか、
さほど貧しくもないこの老夫婦が悲しい結末を迎えるのがどうにも納得いかない。
そう、納得いかないくらい老夫婦を演じる二人の役者のスゴさが
現実感を持って画面から訴えかけてくる。
饒舌ではない二人の間の空気感に人間の奥深さを感じる。

現実的な映画だけど鳩と夫とのシーンは映画のロマンティックな部分を感じられる。
劇中音楽はなかったんじゃないかな。
二人の関係に集中せざるを得ないです。
二人の娘役は同じ監督の「ピアノ」で主役も演じたイザベル・ユペール。

すごい映画です。でも映画館を後にしたときは、もうこの映画は観たくないと思ったなあ。