2012年4月14日土曜日

鶏の唐揚げと「スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜」

唐揚げでも空揚げでも表記はどちらでもいいようです。
で、唐揚げと竜田揚げの違いについては
概ね決着がついているようなのでここでは述べません。
何が言いたいかというと、唐揚げはご飯のオカズにはならない、です。

つい先日、秋田市の某所で鶏の唐揚げ定食をいただきやした。
唐揚げ自体は美味しいのですがそれをオカズにしようとするとご飯がすすまない。
オカズには、ご飯がすすむためにしっかりした味付け、あるいは汁気が必要ではないかと。
だからといってカラッと揚がった唐揚げに、
醤油だソースだかけるのは野暮ってもんでしょう。
ま、とにかく例えばですが、
KFCをオカズにしてご飯を食べる、なんて人はそうそういないはず。
お目にかかったことはございません。いない事を希望します。

これが醤油などでしっかり味のついた竜田揚げならまだご飯もすすむかもですが、
残念ながらここんとこそれを確かめる機会がありやせん。
唐揚げがもし食卓にあったらご飯がすすむための何かもう一品が必要なんではないかと。
そして唐揚げが合うのは、やっぱりビールかも〜と思った次第でございます。

はい映画。
「スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜」
〜正義を売った日〜ってのは余計だよなあ。
イメージを固定化させるし、タイトルが長くなる。
ジョージ・クルーニーが監督で
前回書いた「ドライブ」の主役、ライアン・ゴズリングがここでも主演。
民主党大統領候補者選びを戦う政治家と選挙スタッフの物語。
登場人物のほぼ全員がエゴにまみれている。
その裏表の表情がスゴくいい。
さすが素晴らしい役者ばかり出演の映画です。
この人たちの演技だけでも楽しいし引き込まれます。
でもエンターテイメントとしては何か物足りない気がする。
腹に一物抱えた者たちの緊迫感や表情をリアルに表現しようとしているからなのかな。