2013年9月13日金曜日

東京オリンピックと「マン・オブ・スティール」

2020年、東京オリンピックが決まりましたなあ。
TVでは開催が決まってから連日報道されてます。
正直この世間の勢いについて行けていない。
決して反対ではない。
むしろ去年、一昨年あたりは開催されたらうれしいと思っていた。
なんなんでしょうね、この気持ちにブレーキかかったかんじ。
開催が決まったからと言ってそんな浮かれてていいのかよ、と。
もちろんアスリートたちが全力を尽くして競技にかける姿は真摯で純粋。
観たいと思う。
でも世の中の東京オリンピックへの熱と温度差を感じるなあ。
首相のプレゼンテーションにアスリートの純粋さと違う政治色を感じたとか
自分の身の回りにここ最近起きたいろんな事だけが原因とは思えないけど。

今月上旬、秋田にいる恩師が亡くなった。
7月末に父が他界したときに帰省した際お目にかかったが大変お元気そうに見えた。
調子に乗って先生の指揮でまたみんなで演奏したいとか軽口を叩いてしまった。
中学時代の音楽の先生。
吹奏楽部で指導を受けた。
この先生がいなかったら音楽はやっていなかったかもしれない。
ここ数年、お会いする機会があるといつも励ましていただいていた。
計り知れないくらいの恩ある師、まさに恩師でした。


はい映画。
「マン・オブ・スティール」
スーパーマンだって悩んで大きくなったビル壊しまくり痛快アクション娯楽大作。
3Dで観ました。
もう、どこを切り取ってもハリウッド映画。
敵との戦闘シーンは中途半端な部分が感じられない。
むしろチョッとやり過ぎじゃないの、と思ったくらい映像がスゴい。

「スーパーパワー」のある赤ん坊がクリプトン星からカプセルで地球に送られ
そのパワーが周囲に気づかれないように地球で成長していく。
目立たないよう生きる術を教えた地球人の育ての親、父親役はケビン・コスナー。
いいですなあ〜。効いてます。
この人とのシーンくらいですかね、スーパーマンの人間ドラマを感じられるのは。
スーパーマンの実の父役はラッセル・クロウ。
いつ歌いだすかハラハラして観てた(レ・ミゼラブルの印象が強くて...)。
人との関わり合いを描いた部分では若干暗さがあり、
制作のクリストファー・ノーマンの色かなと思う。

敵をエイっとぶち殺すシーン、自らの手で初めて人を殺める苦渋の表情が
オイオイあれだけ人が沢山いる街中でさんざん暴れて今更かよと思い
どこか偽善的な部分を感じたり。
でもそこがハリウッド映画。
ええっ、何それ〜。って部分はいろいろあると思うけど
スーパーヒーロー誕生の様子を楽しめばいいのだ。

この手の映画が好きな人は観て損はないと思う。私も楽しめた。
それにしてもここんとこ、バーン、とかドカーンとかこんな映画ばかり観てるなあ。
次は人間ドラマを描いた映画を観に行こう。。。チョッと疲れた。。。