2013年2月1日金曜日

旅No.9 カタツムリと「ホビット思いがけない冒険」

これを書いている今、インフルエンザにかかってしまっております。
昨日からおかしいと思っていて、今朝一番で近所の内科にいきました。
熱が38℃越え。インフルエンザA型と診断されました。
週末の仕事どころか週明けの仕事も全てキャンセルせざるを得ない状況。
タマらんっすわ、懐が。これがフリーランスの宿命ですかね。
とにかく熱が高いので体がキツい。
しばらく冬眠。
来週の自分のバンドまでに治っているといいけどね〜。

11月30日
午前中、路子さんの譜面書き。
昼食はみんなと記憶をたよりに海鮮料理の店へ。
少し手間取ったけどなんとか発見。
ボイルしたエビ2種、エビポテトサラダ、カタツムリ。
カタツムリはオイルでゆでたようなヤツだけどけっこうキツい。
夜は生け花のデモンストレーション。
制作するそばで演奏。
最初、しっかりしたメロディーの曲を吹くがどうもしっくり来ないので、
最後は完全に和を意識したインプロビゼーション。
こっちの方がよかったみたい。
その後打ち上げで闘牛場近くのレストラン。
いろんな料理が出てくるがここにもハモンセラーノ。
本当にどこにでもあるんだなあと思う。そして美味しい。
パコさん手拍子一つで歌う。スペインの民謡なのかな?
日本からMさん、都はるみの好きになった人を歌う。
私以外の日本からの3人は明日早朝に帰る。

写真は海鮮料理屋のメニューとカタツムリ。


はい映画。
「ホビット 思いがけない冒険」
映画、ロードオブザリング(指輪物語)の前日談を映画化したシリーズ1作目。
どちらも原作はイギリスの作家、トールキンで
監督もロードオブザリングのピーター・ジャクソン。
原作は読んだ事ないけどロードオブザリング全3作は映画館で観ていました。
圧倒的な風景描写とスケールの大きいCGが
ストーリーの雄大さを巧く表現していたように思う。
このシリーズのファンです。

さて今回は3Dで観ました。
同じ監督だからか壮大な風景描写やキャラクターにブレがなく自然に映画に入れました。
この1作目は強大な力を持つドラゴンに故郷を滅ぼされ奪われたドワーフたちが
魔法使いと主人公のホビットと共にドラゴンを倒し故郷を取り戻す旅に出るって物語。
話の内容としては別にどーってことはない。
おそらくみんなと力を合わせて戦ってウチに帰るんだろう。
1作目だからどことなく2作目、3作目へ向けた種まき感があり、
正直ストーリーの面白さは希薄なような気がする。

こうゆうファンタジー冒険活劇は劇中いろいろあるエピソードが面白く、
登場人物たちのキャラクターと関係性が印象的だと楽しめるかな。
序盤、主人公のウチにみんなが集合して旅に出るまでが長く感じたけど
その後、いろんな事が次々起こって飽きさせない。

多くのキャラクターが出てくるけど特に目をひくのは「ゴラム」だろうなあ。
ロードオブザリングでも実に重要な役割をしていたけど
今シリーズでもきっとそうなんだろう。
今作でも主人公とたっぷりやり取りしてくれてサービス満点。
印象度は主人公以上かもね。
このゴラムには共感持つ人多いんじゃないかな。
困難を乗り越え、みんなと力を合わせて目的を達する主人公たちの活躍にスッキリしつつ、
ゴラムのように全てを失い堕落して地の底で怯えずる賢く生きる姿に
自分の弱さが重なる気がして(自分にネガティブすぎですかねぇ?)共感持てる。

終盤の岩山を登って行くシーンや地下都市からの脱出シーンなんかは見応え充分。
大きなスクリーンで観ると圧倒されます。
とにかく今後の作品が楽しみです。
今回、HFRとか言う高画質の物を観た。
CGがスゴいです。でも普通の?人間を映しているとろこはなんだか違和感。
長い上映時間、取りあえずトイレ行くの忘れずに〜。