2013年1月9日水曜日

旅No.6アルハンブラと「レ・ミゼラブル」

毎日寒いすな〜、冬だから当たり前だけど。
寒い日に合うカレーの缶詰があって、ホントは教えたくなかったけど書きます。
「いなば」のタイカレーのシリーズ。
一缶だいたい100円くらい。検索するとすぐ出る。
近所のスーパーで試しに買ってからそのコストパフォーマンスにオドロいた。
そのスーパーには2種類しか置いてないけど他も試してみたい!
美味しいよ〜。
で、
11月27日
今日はグラナダアルハンブラへの一日ツアーに行く日。
Sさん、Mさんと集合場所のホテルピラミデスに7:30に行く。
この時間はまだ真っ暗。しかも以外と寒い。人もいない。車も来ない。
けっこう不安になる。
しばらくするとオネーサンが歩いてきて、どうやらガイドさんらしい。
3人ついていくとホテルからちょっと離れた所に大型バスが停まっている。
乗り込むとお客は私たちだけ。そんなはずはないよねえ、などと言っていたら
いろんな場所でツアー客を乗せてまわり、気がつけば8割くらいの乗車率。
このガイドさん、スペイン語、英語、ドイツ語、フランス語で説明する。
まずは高速道路でグラナダへ向かう。

途中25分の休憩。日本ではSAのようなデカいカフェがあったのでパンとカフェオレ。
学校の遠足かなんかわからないけど子供がいっぱいでにぎやか。
バスから見えるシエラネバダ山脈が本当に美しい。
(後日、友人スペイン人はこの風景を見ると胸にジーンと来るって言ってた)

グラナダ到着。以外と大きい街、そして寒い。
バスターミナルからみんな歩いて中心部のカテドラルへ。
ここでいったん解散。決められた時間にバスターミナルへ再び集合。
教会や市内を散策し、昼食をとるホテルカルメンへ。
と、ツアー客は私たち3人とどこかの国のカップルのみ。
(このカップル、聞けばメキシコから観光で来たとのこと)
ほとんどの人は食事なしを選んでたみたい。
でもワインは1本付くし、ラムチョップも沢山だし、野菜スープはうまいし
デザートのアイスクリームも美味しかった。
食事が終わればちょうど集合時間間近。

バスに乗り込みいよいよアルハンブラ宮殿へ。
ここでは専門ガイドさん二人付いてくれる。
一人はスペイン語とフランス語、もう一人は英語とドイツ語でガイドする。
私たちはどの言葉もおぼつかないが英語を話すガイドさんについてゆく。

アルハンブラ、すごいです。行けてよかったと思います。
各所の微細な彫刻だけではなく
アラビアとカトリックの文化が入り交じった、
モザイクのような空気感にめまいを起こしそうになる。
音楽だってジプシーとアラブが混じって生まれたフラメンコ。
帰ってからもここの印象をなかなか整理できないでおります。
旅日記書いてるのに写真は?と言われたので下に載せます。すべてアルハンブラ宮殿です。

はい映画。
「レ・ミゼラブル」
2012年のミュージカル版。
原作は読んだ事ないけど、ジャン・ギャバンがジャン・バルジャン
(なんだか言いづらい言葉のゴロ合わせだ。。)を演じたレ・ミゼラブルは観た。
その感想はおいといて。。(でも名画だと思う!オススメです)

このミュージカル版の出演者で歌声を聴いた事のあるのは
コゼット役を演じたアマンダ・セイフライドだけかも。
でも他の役者さんたちも見事な歌唱力で映画を盛り上げています。
今作はとにかくゴージャス。
各場面のアリアはどれもこれもグッと来る。
私みたいなオッサンが一人で観に行って泣く訳にはいきませんが
涙もろい人はハンカチじゃなく
バスタオルとティッシュボックス持って行った方がいいかも。
そのくらい各場面の歌は素晴らしい。
演出と音楽の素晴らしい力を感じます。

最近の映画はとても刺激が強い。
その刺激の強さは今作の場合、アリアだったり合唱のシーンかもしれない。
その分、そこ以外のストーリの流れや登場人物の背景に何か物足りなさを感じてしまう。
アリアを聴かせるためのストーリー展開のような。
映画を観終わって、素晴らしい歌のシーンを観たって印象。
物語として訴えかけるものはナニやら薄いような気がする。
ミュージカルではないけど、ジャン・ギャバンの映画の方が重厚感あると思うなあ。
それでも、宿屋でここの夫婦が歌って踊るシーンは、
この二人の人間性が表現されつつ演劇のエンターテイメントを感じて印象的だった。
ところでラッセル・クロウの歌、どうなんだろう。
十分いいとは思うけど他の役者たちの歌が素晴らしすぎてねえ。。