以前より練習への意欲はあるかな。
成果は出てないけど気持ちがいい。手首の痛みをのぞけばですが、ハハ。。
3.11の日についてはこれまでもチラッと書いてきております。
たいしたことは書いてないけど改めて読んでみた。
http://kojishiokawa.blogspot.jp/2012/03/blog-post_10.html
http://kojishiokawa.blogspot.jp/2013/03/no16311.html
http://kojishiokawa.blogspot.jp/2014/03/3.html
今年も同じような事を思います。
いつだったか、スーパーですっごく安いブロッコリーを見つけたんだけど
福島産と書いてあった。
もとよりビンボーミュージシャンなので購入したけど、
このブロッコリーを見た人たちが「やすーい」
「でも福島産か、やめよ」と言っておりました。
これが現実なんですな。
公式に発表されたものが到底信じられない。
情報に真実味がないから誰もが疑心暗鬼でいる。
震災当時の政府も嫌いだったけど今の政府は本当に嫌いだ。
はい映画。
「アメリカン・スナイパー」
イーストウッド監督の戦争映画。
ややネタバレですが、わかっていても大丈夫な映画だと思うな。
映画は観る人によって違う受けとめかたがあって、そこが楽しいもんだけど
戦争映画でまるっきり遠い捉え方をすると悲劇というか喜劇というか。。
多くの敵を殺したこの主人公をカッコイイと思う人がいたら誠に残念な人だと思う。
かつてのハリウッド戦争映画って日本の時代劇みたいなところがあった。
このご時世、戦争映画を撮る方も観る方も変わったんだろうなあと思う。
この映画は実在の人物を描いた映画で
エンドロール前には実際の本人(故人)の葬儀の模様とかが流れる。
国のためと志願兵となりスナイパーとして派兵された主人公も
最後は仲間を撃った仇?を討つ事が目標となっているようだ。
除隊してアメリカに帰ってきてほしいと告げる妻を置いて何度も戦地へ赴く主人公。
二人の立場を思うとどちらも批判することはできないしそう描かれている。
ただやっぱり戦争は行った人間も待っている人間も壊されていくんだなと思う。
主人公の弟の様になるのが普通なんだろうかね。
精神的に強かったこの主人公も除隊後はPTSDになる。
それでも家族の支えや負傷した軍人たちのための活動で自分を取り戻していく。
そしてこの戦争でPTSDになった元兵士にアメリカで射殺される。
そのシーンがなかったのがよかった。殺した理由を説明してくれなくてもいい。
主人公を殺した相手もある意味戦争犠牲者だし、殺したっていう事実だけで十分だと思う。
戦争を決めたり、作戦を指示したり戦地にいかない軍人はPTSDとは無縁なのかなあ。
でもかといってこれは上層部とか誰かを痛烈に批判している映画ではないなと。
ドラマというよりは写実的。
実際の葬儀のシーン、あの国旗を持って沿道にいた人たちを観て複雑な気持ちになった。
こんな映画は湾岸戦争時には製作できないだろうなあ。
おバカ映画のハングオーバーに出ていた
ブラッドリー・クーパーの役作りはなかなかスゴイなと。
エンドロールでなかなか立てなかった。音楽無し、いいもんだなあ。。
おすすめします。ただし、ズッシリきます。