2013年7月15日月曜日

連日の熱帯夜と「遠くでずっとそばにいる」

PC、復活いたしましたー。
特に問題解決のためにあれやこれややった訳ではないけど
何かの拍子に直った。
まあ、結果オーライってことで。。

例年より早い梅雨明けがあり、東京は連日の猛暑。
私の嫌いな言葉に「弱冷房車」と「熱帯夜」。
2、3年前は「スーパー熱帯夜」っていう言葉を初めて聞いたけど
今夏もそんな夜が続きそうな予感がする。
か、かんべんしてくれー!!
故郷秋田はまだ梅雨だというのに。。
先日、チョイと帰ったときも雨は降っていたけど
昼間の気温は23、4度、夜は20度チョイくらい。

そういや、いつだかお酒に関しては一家言ある友人が
暑い日の風呂上がりに飲む燗酒を絶賛していた。
フツーの人ならビールが定番。私も飲むならビールだろうと。
今夏、もし機会あれば試してみたいところだけどつい手が伸びるのは冷たいもの。
私に代わって誰か試してほしい。

夏は人間だけじゃなく機械にも影響ある。
私の使っているノートパソコンは、譜面の作業などすると
熱をけっこう持つのでこの熱対策も必要と思い、購入したのがこれ↓


この上にPCを乗せてPCの下部を冷やすファン。
電源はPCからUSBで取る。
これがけっこう優れもので、もう手放せないなと。


はい映画。
「遠くでずっとそばにいる」
倉科カナ主演。原作は読んでいません。
27才の主人公が交通事故により失った記憶を探し求めるドラマ。

10年分の記憶を失ったせいで、高校生の17才の言動。
実際の歳は27才だけどアタマは女子高生、明るいです。
その明るさの中で、残酷な自分の過去をだんだんと知って行く過程の表情がとてもいい。

若干、登場人物との関係や物語の背景があやふやだけど、
おそらくそこは狙っていると思う。
「尖った感」の強くなりがちなこの刺激的なストーリーや人間関係をあえてボカすことで
映画のメッセージや主人公の表情が印象付けられているような気がした。
これをベタにやったらTVのサスペンスドラマと同じゃないかなと。

全体がソフトフォーカスな空気感に包まれつつも終盤には強烈なメッセージがある。
残酷で辛い10年を取り戻すうち、またネガティブな自分になりそうなのを
救ってくれたのは周囲の人たちだったのかな。
生きていく、前向きなメッセージを終盤感じられてよかった。

強い感動はなかったけど、個性的で深くシミジミ感じるいい映画だと思う。
エンディングの曲、とてもよかったなあ。。最後まで聴いてしまった。

千秋公園(あ、映画の舞台が秋田なんだよ〜!!)のハスの花がとても綺麗です。
舞台が秋田である必要性はよくわからないけど
柔らかで優しい色合いのハスの花が映画の空気感ととても合っていると思った。
ちょうど今頃いい時期じゃないかなー。
ちなみにこんなかんじ↓
http://akitapref.exblog.jp/12200079/






2013年7月5日金曜日

COTICO(コチッコ)ライブ終了〜と「オブリビオン」

いまだにPCがネットに接続できませんです。。
無線も有線もダメ。
ipadでこれを書いているけど
ipadの中の写真はどうやってここにアップするんだろう??

そういや先日秋田に帰った時、スゴく美味しいウイスキーを飲んだ。
アードベックって言うスコッチウイスキーの「ガリレオ」っていうの。
スタンダードのアードベックとぜんぜん違うんでビックリした。
ウイスキー(スコッチね)は夏だとソーダ割りもいいですな。
タリスカーってウイスキーのスタンダードのをソーダで割るとたまりません。

さて、コチッコのライブも終了しました。
今回は4曲の新曲を演奏いたしました。
実際の演奏の場で試さないとわからないこともあるので
今回のライブは貴重な機会でした。
シカリという秋田をイメージした曲がすでにあるのですがそれに繋がる曲。
チョッと憂うつな、いろいろの気分をメロディーとハーモニーに託した曲。
カリプソ風の明るい曲。
速いマイナーブルースをイメージしたサンバ。
曲によっては少し手直ししたいのもあり、
私自身、次回ライブでやってみるのが楽しみ。

はい映画。
「オブリビオン」
トム・クルーズ主演の近未来SF。
意外と面白かったよ、これが。
予定調和的な展開とコケオドシ的映像のSF作も多いハリウッドだけど、
意外な展開と切なさも感じられて楽しめました。

物語が荒涼とした地球を舞台に繰り広げられる。
ゴチャゴチャした物があまり出てこなくてスッキリしている。
登場人物も少ない。しかもキャラクターがしっかり描かれている。

前半が少しマッタリしているかなあ、と思うけど
このくらいがちょうどいいのかな。
モーガン・フリーマンが出演しているんだけど
この人が出てきたとたん、あ、この人は悪人じゃないんだねー、と思ってしまう。
役者としては最高の人だけど、極悪人役のイメージがないからねえ。
まあ、ツッコミ所もチョイチョイある。

そうは言っても中盤からは物語の展開にひきつけられる。
どこかB級の薫りが漂う映画。
てことは全方位的なウケを求める作り方じゃなく、
作る方に何か強いこだわりがあるように思えた。
おそらく予算の関係で3Dにしなかったんだと思うけどそれがよかった。
今年観た、近未来SFでは「クラウドアトラス」を観たときに近いくらい好印象。
そう言えば、こちらも3Dじゃなかったなあ。



2013年7月2日火曜日

「こまち」は素晴らしいと「華麗なるギャツビー」

ウチのPCはwifiでネットに接続しているんだけど
先日秋田から帰ってきてwifiの設定をチョイといじったら繋がらなくなった。
でもipadは繋がっているのでipadでこれを書いております。
PCからホームページの更新、ライブ等の案内メール出しているから
このトラブルは悩ましいす。。
前述したように秋田に行っておりました。
写真も秋田でいろいろ撮ったからPCが使えるようになったらアップしやす。

今回、行きは久しぶりに秋田新幹線「こまち」に乗りました。
最新車両のスーパーこまちではなかったのは残念だったなあ。
秋田新幹線は盛岡ー東京間は東北新幹線の軌道を走るので
ハイスピード走行しますが、
秋田ー盛岡間は田沢湖線、奥羽本線という在来線の軌道を走るため
かなりスピードは落ちます。
まあ、フツーの汽車になるわけで。。

秋田には自虐的にそれを嘆く人もいるんだけど、私はスゴく好きだな。
最新の技術力でグングン風景を置き去りにしながら走る部分と、
山間や田園地帯をぬって豊かな風景を観せてくれる部分があるので
ダイナミックな鉄道の旅が味わえると思う。
多くの人にオススメしたいと思います。
願わくばこのままでいてほしいぞ、秋田新幹線。
過程に興味がなく、結果だけに意味を求める人にはわからないかもなあ〜。


はい映画。
「華麗なるギャツビー」
レオナルド・ディカプリオ主演のド派手ゴージャス切ない映画。
何だかわからん。。
特にパーティーのシーンなどの映像は豪華絢爛。
3Dを最初から意識した作品だと思うので、3Dで観ることをオススメしやす。
レッドフォード主演のは観ておりませんので比較はできないです。

ヒロインに私の好きなキャリー・マリガン。
トビー・マクガイアは落ち着いた語り口と抑えた演技が逆に印象的でした。

物語はご存知の方も多そうだから何気にネタバレで書くけど、
貧困層から非合法な手段で成り上がってセレブになった男の持つ気品と、
根っから良家に生まれ育ち、同じく大金持ちの男の品のなさが対象的。
映画後半では一瞬、激昂したギャツビーの育ちの悪さを描こうとしている。
でもむしろ純な男として当然の行為だったような印象。

ヒロインに対して一途な思いが観ていて切ない。
そのヒロインのキャリー・マリガンだけど
私の先入観のせいか、あまり合っていないような気がした。
これまで、「私を離さないで」とか「ドライブ」なんかで観た、
強そうだけど実は折れそうな心を持つ役柄を観ているからかなあ。

ディカプリオはいい役者だなあと思いました。
今作がディカプリオだけの映画じゃないのは
他の役者とのアンサンブルが取れているからかなと。
一人だけ目立っているっていう印象はあまりないかも。
ストーリーを大事にしているようで好印象。