2012年12月25日火曜日

旅No.3地中海沿いを散歩と「のぼうの城」

日本からの私たち4人が泊まっているフエンヒロラのホテルの一階にバールがあり、
朝食は毎回ここでとることになっている。
パンが2〜3種類、スライスチーズ、スライスハム、サラミ、スペインオムレツ、
カップヨーグルト、シリアル、ミルクにオレンジジュース。
パンを二つに切り、チーズだハムだのを挟んで食べる。
あ、挟む前に卓上のオリーブオイルをパンにかけたんだった。
オリーブオイルの風味が良くてけっこうイケる。
それとカフェオレ。砂糖もバンバン入れる。
一応、ここで4人揃って朝食をしてその日の予定を確認し合う。

朝食後、みんなで歩いて数分の海岸まで行き、海沿いの道を散歩した。
地中海沿いを歩いているわけなので、
この海の向こうに人類発祥の地アフリカ大陸があるのかー、とはあまり思えなかった。
朝なので営業しているところは少ないけど
海岸沿いにはいろんなバールやお店が連なっている。
多くの人が朝の海岸沿いを散歩している。
歩いて行くとピラミッドの形をした屋根のホテルがあった。
このホテルは数日後、一日ツアーで観光バスに乗るときの集合場所。
場所を確認した後、また宿まで戻った。

私以外の3人は近所にお土産を買いに行くというので私も同行させていただく。
スーパーマーケットに行くとその品揃えの豊かさにちょっと驚いた。
というか見くびっていたのかも。
今や日本で手に入らない食材はないのかもしれないけど
こうゆう所だと全てが珍しく見える。
生鮮売り場の天井からぶら下がる何本ものハモンセラーノ(生ハム)の足。
浸かった各種オリーブ。
そこ以外にも小さな商店や別のスーパーマーケット等にも行ってみるがどこも品数豊富。
他の3人が何を購入したかはチョイと不明だけど、
私はこの日は下見ってかんじで何も買わず。
ホテル近くのバールでタパス。
本日のおすすめタパスがボードに書いてあるけど、よ、読めない。
なんだかわかんないけど頼むとタラのフライだった。
カフェオレと一緒にいただく。
その後、UさんMさんは生け花会場の設営やお手伝いに市の文化センターへ。
私とS氏は宿に戻った。
ちょっと眠ろうと思ったけどなかなか眠れず。

夕方、会場の音楽室でサックスカルテットの練習。
昨日の吹奏楽団のアルトサックス奏者も二人来た。
アントニオさんとフランシスコさん。シリーズ2とヤマハ。
今回私は路子さん所有のヤナギサワをお借りして吹く事に。
もちろんマウスピース、リードは持参してだけど。
なかなかみんなうまくいかずちょっと不安。
3時間くらい練習して近所のバール。
みんなでサンドイッチなど軽く食事するけどあまり食欲ない。
また教室に戻り解散。
なんだか疲れて、どこにも寄らずホテルに帰って寝る。


はい映画。
「のぼうの城」
野村萬斎主演でこの人じゃなかったら面白くないだろうなと思いました。
私にはあまり響かない映画だったかな。。
少ない軍勢で戦に勝つ、がテーマではなく、
一人の人間の魅力が人を動かし敵をも魅了する、人間力?がテーマだと思われる。
もう少しそこを深めてもよかったんじゃないかなあと。
戦闘シーンもCGのシーンより
当時の武将同士の戦い方、戦の作法など見せてくれたら面白かったかも。
以前、市川海老蔵主演の「一命」でも思ったけど、
歌舞伎や能狂言などの役者さんが時代劇に出ると
その所作がキマっていてそれだけでも感心してしまう。
野村萬斎の所作も観ていてハッとする。
台詞が現代的なのがやはりあまり私にはピンとこないなあ。
わざとらしくても多少古くさい言い回しがあってもいいと思うんだけど。
音楽はいいなと思いました。
実話に基づく映画だけど私は全く知らないでおりました。
エンドロールでは埼玉県行田の映画の舞台となった現在の様子も流れます。
実際に戦の時に作られた堤なども一部残っているようです。