2012年12月13日木曜日

アンダルシアとリスボンの旅No.1と「People Like Us」

今年もまた縁あってスペインはアンダルシアへ訪れることができました。
11月下旬から2週間、これを書いている一週間前に帰国いたしました。
その第一日目からゆるゆると書いてみます。。

11月22日
6:45品川発の成田エクスプレスに乗る。
通常の生活ではあり得ないほどの早起きだけど全然眠くない。
11時のエールフランス航空に乗ってパリを経由してスペインはマラガへ向かうのだ。
成田空港は第一ターミナルと第二ターミナルがあるのだがエールフランス航空は第一の方。
だから成田エクスプレスの切符も第一ターミナル行きを数日前に買ってある。
抜け目ないぜ、フフ。とほくそ笑みながら窓外に流れる風景を眺める。

成田空港が近づいてくると車内モニターに出発便の情報が表示される。
何の気なしに観たら、乗る便の情報が表示されている画面が一瞬映し出され
すぐ次の画面に切り替わった。
気のせいか、乗る便のターミナル表示がT2(第二ターミナル)ってあったような...。
焦る。。ま、まさかと思い画面に釘付けになる。
再び乗る便が表示されると間違いなくT2とある。
やばかった。観ないでいたら完全にT1に行ってしまっていたところであった。
間違えてT1へ行ってT2に戻ってくればその間、一時間以上はロスするはず。
昨年の帰国便に乗り遅れた一件がアタマをよぎる。

再び画面に出た情報を観る。
日本航空との共同運行とある。
日本航空は第二ターミナル。ああそうかと納得。
早すぎるくらいに時間に空港に到着。ギリギリとかちょうどいい時間に到着とかは性格的に無理。

機内はほぼ満員。ほとんどが日本人と思われる。
機内ではほとんど眠れず、映画3本観る。(寝ろよ、って?)
People Like Us とリンカーン秘密の書、マダガスカル3。
突然ですが

はい映画。
「People Like Us」
上記映画3本は全て2012年公開だけど、「People Like Us」だけは日本未公開のはず。
ヒューマンな映画。
アメリカ映画にしては派手な感じがないし、
押しつけがましいヒューマニズムが感じられなくて好印象。
疎遠になってしまった親子関係、その他の人物との関係、
一人一人の人間性もわかりやすく描いている。
わかりやすい分だけ物語の展開にオドロキがあまりないかも...。
何人もがワイワイ話しているシーンがなく、サシの(2人の)会話が多かった印象。
その会話が緊張感あったりしておもしろかった。

中心人物たちの個性や生活感が的確に描かれている。
この中心人物たち、どうにも繋がりを断ち切れない家族の血縁があるとはいえ、
個性の違う人間同士がぶつかったり理解し合ったりするような印象なので
家族のドラマというよりは人間ドラマってかんじがする。
そうは言っても結局は家族、ってところに落ち着いているような気もする。
もっともそれが観る人に安心感やハッピーな気持ちをもたらすのかな。

主演はこの人、と特定しづらい映画。
それぞれがいい個性を演じている。
個人的にはミシェル・ファイファーの演技に凄みを感じました。
もし日本公開したら観てみてねー。

とか言って、出発から12時間くらい経って到着したパリは同日の16時近く。
ちなみに私の隣に座ってた若い女性、食事以外はトイレも行かずに寝てた。
私は通路側だったので、その女性が出やすいように
気を利かせたつもりで時々用もなく席を立ったりしたけど関係なく寝てた。
シャルルドゴール空港のターミナル2Eに到着した。
これからターミナル2Dへ行かなくてはならない。
2Eにあったトランジットカウンターに行って次の便の搭乗券発券できるか聞くと
2Dでないと発券できないとのこと。
入国審査をした後、案内板に従って2Dへ歩く。
途中、2Fも経由。結局30分くらいかかって2Dに来た。
次の便までけっこう時間あるけど、これでいいのだ、と。
チェックイン始まる。発券してもらい手荷物検査場。
出発ゲート近くでメシ。
チーズとトマトとなんかのタルトを一片、サラダ、ビールで15ユーロ。
高いじゃねーかと思いながら食した。

マラガ便出発。これもほぼ満員。爆睡2時間。マラガ空港到着。
夜11時近いのにお迎えに来ていただいている。
車で本日一晩泊めていただくお宅へ。
到着後、Cruz Campoっていうここらの人たちに大人気のビールをいただく。
眠れるかなあと思いつつ就寝。

*成田空港のターミナルの件ですが、帰国後e-ticketを見たらしっかりT2と書いてありました。。。