昨日OSOのライブがあり、雨にもかかわらず大勢のお客様にお越しいただきました。
いつもと変わらず演奏してても実に楽しいライブでした。
まもなく一年たちますな。
昨年3.11の直後は日本がどうなるのか、みんなが今よりも大きな不安を抱えながらいた。
地震から数日たったそんなある日、ライブのためのリハーサルをやった。
みんなで一緒に音楽を演奏する単純なことに大きな喜びを感じました。
忘れていた一番大切な事を思い起こした。
それぞれの人たちにそれぞれの3.11があるけど、
音楽家(プロだろうがアマだろうが)は
音楽の持つ力を伝え、感じてもらう義務があるのだろうなと。
そのためには音楽家自身が音楽の喜びを忘れないようにしないとなあ、ってね。
あ、そうそう写メは先日出かけたときに見つけたもの。
タイトルは「食べちゃうぞ〜」で。
はい映画。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
アメリカの9.11を題材にした、肉親を失った母子の物語。
ちょっと個性的な男の子を中心に物語が進んでいく。
父の死を受け入れられない、しかも父に対してある罪悪感を持つ子供が
父が遺したとあるアイテムをきっかけに人々とふれあいながら成長していく。
しかもそのアイテムが自分の為の物ではなく、別人の為のものだった...。
まあこういった物語はいままでもあったんだろうけど、
この作品が素晴らしいのは子供の目線で終始描かれていて
観ていて多少じれったくなり映画に入り込めたり、
生死感がなんだかぼんやりと描かれていて、
それが父を失った喪失感や母子の関係修復のダイナミクスをいっそう感じさせてしまう。
久々に映画館で泣けた映画。ハンカチ忘れずに〜。