2012年11月11日日曜日

ツアー三日目Crosbyその2と「アルゴ」

うわっ!!
気がついたら11月も中旬じゃあーりませんか。
ずいぶんこのブログ放っといたなあ。
では前回の続きをば...。

Crosbyに着き、初対面のマスター村上さんとご挨拶。
楽器のセッティングをしてメンバーみんなで食事に行く。
この地でベーシストとして仕事されていた佐藤さんの案内で近所のラーメン屋へ。
シンプルだけど美味しいラーメン。体が暖まる。

Crosbyに戻って演奏。
仙台で生活している中学の同期とその奥様が来てくれた。本当にありがたい。
広くないお店なのでお客様との距離が近い。
やりやすい、と感じるワタスはやっぱりライブハウス育ちなんだろうなあ。
最終ステージにマスターの村上さんがギター持って加わる。
いい音している。聴いててグッとくる。

演奏終わって食事をいただくがお酒はNG。
この後すぐ、東北道を北上して弘前のホテルまで車を運転して行かねばならない。
実はこの時期、仙台を中心に「ねんりんピック」なるものがあり、
ほとんどのホテルが一杯という状況。
仙台はただでさえ震災復興事業のための宿泊先確保のためホテルの予約が多く入っている。
宿無しの私たちは仕方なく明日演奏予定の弘前まで行く事になってしまった。
290kmくらいの距離なので運転を交代しながら行くつもり。
ちなみに東京からだと福島市のチョイ先あたりまでの距離らしい。

マスターやお店のスタッフと別れのご挨拶もそこそこに急いで機材を車に積み込み出発。
走り出したとたんマスターからDrの太田さんに電話があり、
Dr関係の楽器の忘れ物のお知らせ。
お店の外までわざわざ出てきていただき忘れ物を受け取る。
改めてお礼を述べ出発。
車中、太田さんに「いや〜、太田さんも意外とあわてんぼーですねー」などと言ったりする。

運転はその太田さん。
いつでも代われるようにしていたのだが、結局一人で弘前まで運転してしまった。
弘前のホテルに着いたのが明け方5時近く。
それぞれ部屋に入り寝る。


はい映画。
「アルゴ」
俳優として文句ない評価のあるベン・アフレックが監督と主役をつとめた映画。
1979年に実際起こったテヘランのアメリカ大使館占拠事件を扱ったサスペンス映画。
CIAが荒唐無稽なプランで臨んだテヘランからの救出劇を描いている。
結末のわかっている物語なんだけど映画の最後まで緊張感がものスゴい。
固定カメラに頼らない映像がリアル感感じさせる。
でも目は疲れない。ウマいと思う。
話の展開にドキドキ、台詞のやり取りにハラハラ。

人質取って大使館を占拠することは犯罪だけど、
当時の情勢を説明していて一方的にイランが悪くてアメリカが正しい、
という風な作り方をしていないのが好感持てる。
ベテランの役者たちも緊張感ある物語の中、いいアクセントになっている。
この映画、ベン・アフレックの監督としての力量はスゴいと思う。
ものスゴく面白いです。
エンドロールもチョイとお楽しみがあって最後までスクリーンから目が離せない。
DVDでも面白い映画だと思うけどぜひ映画館で観ることをおすすめしたい。