ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたしょうか?
報道などで見ると活気ある連休だった様でいいなと思っております。
さてキタナい鼻血ネタで申し訳ない。
以前にもジブリアニメを観てたら鼻血が出た、って話を書きましたが
(2010年7月のブログ)
昨日またも情けない鼻血ネタを作ってしまいました。
お昼ご飯に定食屋でカツ丼をいただいたのですが、
お店の中が暑く、モワ〜ンとした空気。
熱々のカツ丼を8割くらい食べすすんだあたりで鼻からナニやらたれるかんじが。
イヤな予感がし、指でさわると真っ赤。
目の前の紙ナプキンを裂いてまるめて鼻に突っ込みつつも
大大好物のカツ丼を目の前にし、いささかも食欲は衰えず、
なおも箸を進めようとするもその血の溢る勢いヘタレな紙ナプキンを屁ともせず。
隙をみて一瞬箸を置き次なる防御と思い更に丸め鼻に挿入した紙ナプキンであったが、
攻防戦を続けるうち食欲が失せ、あと少しで完食
というところで誠に不本意ながら箸を置き顔を隠すように店を出た。
もちろん戦いの証である染まった紙ナプキンは主戦場に残さず
更なる紙ナプキンに覆われポケットにしまわれて別の場所のゴミ捨て場に廃棄した。
食事を残す事に罪悪感を感じる世代なので
理由の如何にかかわらず敗北感につつまれ店を出たのだった。
鼻血ネタは実を言うと他にもあり、
20年くらい前にライブで演奏中にもあったのだがそれは今度。
はい映画。
「少年と自転車」
昨年、カンヌでグランプリを受賞したベルギー映画。
現実的なストーリー。
以下、ネタばれで申し訳ないっ!
唯一信じていた父親に捨てられ過酷な環境で生きていく少年。
それでも外界の何かと繋がりを求めたいと思う象徴として
自転車への固執が描かれているように思える。
しかし結果、自分と同じアウトサイダーの匂いのする方へ繋がりを求めて行って
犯罪を犯してしまう。
この時の里親となって彼とともにいた女性の対処の仕方がハートフルでうれしい。
少年もやっとその里親の気持ちを感じ取っていい方向へ行く。
不安定な少年を中心に物語が進むので、
観ているオトナも(私だけど)がハラハラしながら観ている。
感情移入しやすい。
だってオトナだって(あ、私の事だけど)不安定な気持ちをいつも持っているし。
少年の視線が斜め下でどんな子かわかりやすい。
少年のオヤジのダメっぷりの描写もしつこくなくて焦点がわかりやすく好感持てた。
そんなに明るくないけどさほど暗くない映画。
劇中音楽も最小限にしか使われてなく(つかほとんどなかったかも?)、
ドキュメントっぽい雰囲気。
印象深い映画でした。