赤坂Bフラットでの「コチッコ」のライブも無事終え、一安心。
この日、翌8日に関東で大雪との予報が出されていました。
東京でも一回くらいは積雪の日があるので明日そうなんだなあ、と思ってました。
で、翌朝起きてビックリ。
しっかり雪も積もっていてしかもこれからさらに降るとの予報。
公共交通機関に影響が出て午後からのレッスンはキャンセル。
ウチでのんびりと思っていたけど夜は演奏の仕事。
夜の6時過ぎに家を出るとそこは吹雪。
秋田かよここはー!!と思いながら駅まで歩きました。
演奏は黒靴黒スーツに黒Yシャツだけどゴム長靴履いて出ました。
(黒靴はバックに入れて現地で履き替え)
完全に冬の秋田を歩く格好。
なんとか電車も動いてくれて、無事に仕事も終了しました。
翌日は晴れ。東京のいいとこはこんな雪の日が毎日続かないこと。
どんどん雪も溶けていきます。
子供たちは喜んだと思うなあ。
この雪の日、歩いていると雪だるまをチョイチョイ見かける。
最近の子供が作るのはオシャレだなあと思い、写メを撮りました。
もっとも喜んだのは子供たちだけじゃなく、私もかも〜。
東京に暮らしていてふるさとを感じられるこの状況に少々テンション上がりました(笑)。
はい映画。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
ディカプリオ主演、スコセッシ監督のお金、ドラッグ、セックスのお話。
人間の持つ卑しさを全面的に出した映画。
北野たけしの「アウトレイジ」の宣伝文句に「全員悪人」ってのがあったけど
この映画の場合だったら「全員金と快楽の亡者」ってかんじ。
でも不思議とその卑しさみたいなのが伝わってこない。
観ているうちにこっちの神経がマヒしてきたのかなとも思った。
この映画、その人間的な貧しさをどこか擁護してコミカルに表現しているように思える。
本来なら法律違反の金儲け、ドラッグ、モラルもクソもないセックス...
どれも観客と共感しづらいはず。それだけに現実離れした面白さはあるはずだけど...。
単純に「こいつヒドイ」とか「しょーもないヤツ」
って思わせる演出が強かったらもっと面白かったのかな?
もちろん観ている方だってそうゆう人間的な卑しさなんて誰もが持っているモン。
私だってたくさんあるし(汗)。
そんな部分をもう少し強調したら、観ていて自分が恥ずかしくなる映画になったかも??
でもやっぱり主人公の波瀾万丈の人間ドラマがグッとこない。
なんだか曖昧さを感じてしまった。
もっとシャープなかんじがあったらなあ。
金儲けと麻薬とセックスしか印象にない。
正直あまり面白くなかった。
3時間の長い映画だけど飽きさせなかったのさすがだなあと思うけど。
成り上がり金持ちのディカプリオだったら昨年観た「華麗なるギャツビー」のほうが好み。